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においマネジメント【その2】天気に左右されない体調作り

2019年05月23日

 10日間の長かったゴールデンウイークも終わり、夏に向けてだんだんと雨量の多い、梅雨の時季に入ります。この時季になると体調を崩す方も多いのではないでしょうか。原因は気圧。高気圧と低気圧によって、気象病と呼ばれる不調をもたらします。今回は、気圧と体調の関係、それによる偏頭痛を軽くする方法を解説していきます。

■天気が体に与える影響

 天気がいいと、気分がよくなり、仕事がはかどる。反対に曇りだったり、雨だったりすると、何となくだるく、やる気が出ないという経験はありませんか? その原因は、自律神経が天気によって左右されるからなのです。

・天気がいいとき:高気圧→交換神経が刺激される→体全体が活動的に
・天気が悪いとき:低気圧→副交感神経が刺激される→体はリラックス

 天気の良しあしで上記のような影響が私たちの体に現れます。臨床運動心理学を研究する石原俊一さんによれば、サルたちは、雨や雪が降っているときには、木の葉っぱの下でお互い身を寄せ合って静かにしている行動が見られるそうです。

 ですが、雨の日に副交感神経が刺激され、体はリラックスモードになるのに、何となくブルーになるのは不思議に思いませんか? その理由は、体はリラックスして動かないようになっているのに、現代の生活では、天侯に関係なく仕事をしなければならないからなのです。

 そこで、天気がいいときと、そうでないときの働き方を考えてみましょう。たとえば天気がいいときは、積極的に対人関係を主体とする業務や、創作性の高い仕事をする。曇りや雨の日のときは、ルーティンワークなど自分の中でコツコツ完結できる仕事にするといった具合です。天気によって業務内容を変えてみることは気分転換にもなるのでお薦めです。

出所:「天気と気分の関係」
http://www.health-info.jp/medical/disease/tenki_kibun_ishihara.htm

■偏頭痛を軽くする3つの対策

 とはいえ、低気圧の日には頭痛や肩凝り、古傷の痛み、気分の落ち込みといった体調の悪化を感じる人も多く、業務に支障を来してしまいます。実際、日本人の6割が気圧の低下によって何らかの不調を感じており、女性の3人に1人は偏頭痛に悩まされているそうです。ここでは偏頭痛の症状を軽くする方法をご紹介します。

オススメ対策1:頭痛日記

 普段から頭痛日記をつけて、天気の変化と自分の体調との関連性を把握します。一定期間つけることで、雨の日の前日には必ず痛むなどといった傾向がつかめるはずです。そうすれば、天気予報を見るだけで何となく自分の体調の傾向がわかるようになります。

 頭痛日記が簡単につけられるスマートフォン用アプリ「頭痛」などがお薦めです。記録を残せるほか、天気予報と連動して気圧を予想し、頭痛のきっかけを知らせてくれる機能もあります。

オススメ対策2:ハーブティー

 血の巡りを促す作用のあるハーブティーは、強力なソリューションツールです。ハーブティーは人間の体に直接作用して、その有効成分が人間の全器官に影響を与えます。

 鎮痛作用があるとされるカモミールティーやペパーミントティー等はスーパーで手軽に入手できます。会社に常備しておいて、痛みの波が来たなと思ったら、ブレイクタイム。ゆったり休みましょう。

オススメ対策3:アロマセラピー 

 偏頭痛におすすめの精油はラベンダーとペパーミントです。ラベンダーの心地よいフローラルの香りは、心身の緊張や不安感を和らげ、血行を促し、気分をゆったりとリラックスさせてくれます。ペパーミントは、メンソールの爽やかな香りが特徴。痛みや炎症を和らげ、体を冷却してくれる効果が期待できます。

 水を入れたマグカップや紙コップに精油(ラベンダー・ペパーミント)を1滴加え、そこにコットンやティッシュを浸して絞り、目の上に乗せます。そして鼻からゆっくりと香りをかぎながら10分ほど置きます。ランチタイム等休憩時間に行うのがお勧めです。すっきりとした香りがリフレッシュさせてくれます。

 梅雨時も少しでも快適に過ごせるよう、オフィスライフを一工夫してみましょう。

青木 恵
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