防火管理:避難誘導班

最終更新日:2010年03月04日

防火管理:目次

避難誘導班の役割については以下の通り。

(1)目的

・ 在館者の安全な避難誘導

・ 負傷者及び逃げ遅れた者の確認

・ 非常口の開放と避難障害物の除去

(2)行動開始

・自衛消防隊長又は副隊長より避難誘導指示があった場合

・ その他火災発生の事実を確認した場合(上司の許可は不要)

(3)誘導要領 ※どのような火災であっても在館者全員の避難誘導を行なう

・火災発生場所別避難経路により避難経路を判断

※火災発生場所別避難経路参照

・メガホン、拡声器で行なう

室内誘導者 「ハンカチで口を押さえ、腰をかがめて、こちらから外に避難して下さい」

屋外誘導者 「こちらへ避難して下さい」

※各課、各チームに、上長がメンバーを束ねて避難誘導に従うこと

このように、人数を分散して、引率者を決めておく

引率者が避難完了報告を行なう。避難完了報告とは、消防隊長や消防本部に避難状況の報告をすること

・配置場所は、事務所等の出口、通路の曲がり角、階段の入り口

・事務所等の扉、避難階段の扉、屋外への出口の扉を開放する

・エレベーターの使用は禁止させる

・1度避難した者は、再び戻らせてはならない

・誘導員が退避するときは、逃げ遅れた者を確認する

・最終誘導者が防火戸を閉める

(執筆:『月刊総務』)

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