防火管理:火気使用管理

最終更新日:2010年03月13日

火気使用管理の目的は、火気使用場所、つまり火災発生想定場所の把握と、火災発生の防止対策を、設備機器と周囲の環境及び社内体制により、出来るうる限り行うということである。確認ポイントとしては下記が挙げられる。

(1) 全ての火気使用場所を配置図に基づき把握しているか

(2) それぞれの場所に火元責任者を配置しているか

(3) 設備器具を使用している際は、その場を離れないように徹底されている

(4) 設備器具の正しい取扱方法が周知徹底されているか

(5) 設備器具の周囲は整理されているか

(6) 設備器具の周囲の可燃物は安全な場所に置いてあるか

(7) 設備器具の周囲には、倒壊する物品や落下する物品は置いてないか

(8) 設備器具の異常を発見したら、防火管理者に連絡する体制となっているか

(9) 電灯や電気器具の発熱部が可燃物を加熱していないか

(10) 電源コードから電線が露出していないか

(11) 蛸足配線により、配線の許容量を超えて使用はしていないか

(12) 火気の使用後はその都度、元栓の閉止、電源のオフを励行しているか

(13) 終業時の火元責任者による元栓の閉止確認、電源オフ確認はしているか

(14) 喫煙が可能な場所は、明確に指定されているか、周知徹底されているか

(15) 喫煙場所には、十分な灰皿が用意されているか

(16) 水の入った灰皿を用意しているか

(17) 終業時に必ず、灰の処理がされる体制となっているか

(18) 集めた灰を不燃性の容器に集め、さらに水をかけて処理されているか

(執筆:『月刊総務』)

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