防火管理:初期消火班

最終更新日:2010年03月06日

初期消火班の役割については以下の通り。

(1)目的

  • 出火場所への急行
  • 短期間で消火し被害を最小限にとどめる

(2)行動開始

  • 自衛消防隊長又は副隊長より初期消火指示があった場合
  • その他火災発生の事実を確認した場合(上司の許可は不要)

(3)消火要領

  • 消火器の使用(※火元近くにできるだけ多く集め、連続して集中的に使用する)
    1. 安全ピン(黄色)を抜く
    2. 消火器本体からホースを外し、火元に向ける
    3. 把手を強く握り締め、消火薬剤を放射する
  • 消火栓の使用(※消火器で消火できないと判断、最寄の屋内消火栓を判別し使用する)
    1. 起動ボタンを押す
    2. 火元までホースを延長
    3. 開閉バルブの操作
  • 注意点
    • 消火器で鎮火した場合も水をかけて完全に消火する
    • 煙に惑わされず無駄な注水をせずに、必ず火点を確認して注水する
    • 消火栓の場合は過剰注水による水損に留意する
    • 避難時期を失わないように常に退路を確保する

(執筆:『月刊総務』)

防火管理 に関連するその他の用語

初期消火班に関連する記事(総務・人事・広報・法務・イベント情報)

特別企画、サービス