総務の知的財産戦略

総務の知的財産戦略 第2回

ブランシェ国際知的財産事務所  弁理士 高松 孝行
最終更新日:
2016年10月17日

知的財産戦略を進める前に

こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 高松です。 総務ならではの知的財産戦略を進める前に、重要なことがあります。

それは、開発部や営業部等の他部門との信頼関係の構築です。 今後の知的財産戦略を進める上で、総務部から開発部や営業部に気楽に相談することができ、かつそれらの部門から総務部に気楽に相談できるような環境が必要です。

これらの環境が整った段階または整うことを前提に、知的財産戦略を進めることになります。 すでにこのような環境が整っている企業であれば、すぐにでも知的財産戦略を進めることができると思いますが、そうなっていない企業も多いのではないでしょうか? 特に、開発部のような専門部署では専門的な話が多いため、話の内容が分からないと疎遠になってしまっていることが多いと思います。 そのようなときには、開発部等の人も関心を持つような話を持って行き、関係構築のきっかけを作るというのはどうでしょうか?

開発部と良好な関係を構築するには

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著者プロフィール

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ブランシェ国際知的財産事務所  弁理士
高松 孝行

ブランシェ国際知的財産事務 共同代表弁理士。茨城県出身。東京工業大学大学院での研究経験を生かして、弁理士となる。特許事務所勤務を経て、独立行政法人産業技術総合研究所(現国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研))にて、技術移転業務に従事。数百社との技術移転交渉、1,000通を超える契約書作成を経験。産総研退職後、2015年3月事務所開設。現在、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業カタライザーおよび独立行政法人中小企業基盤整備機構の中小企業アドバイザー等の公的機関の専門家として、中小企業・ベンチャー企業等の支援を行う。発明の相談から権利化・活用、補助金申請サポートまで幅広い業務を行っている。


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