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こんにちは。ブランシェ国際知的財産事務所の弁理士 高松孝行です。
前回は外国で特許権を取得する方法について解説しましたので、今回はそれを踏まえた外国特許出願戦略について解説いたします。
外国特許権の重要性
経済のグローバル化が進み、現在は国内市場だけではなく海外市場でも競争が激化しています。そのため、国内特許権だけでなく、現在は外国特許権の重要性も高まってきています。実際、PCT出願数は、リーマンショック後も年々増えています。
しかし、外国で特許権を取得するには、翻訳や現地代理人の雇用等の高額の費用が必要となる上に、言語の問題もあり、特許権取得にかかる業務量も大幅に増加することになります。したがって、やみくもに外国に特許出願するのではなく、外国での事業戦略に沿って適切に外国特許出願を行うことが求められます。
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