ChatGPTでシミュレーション! 防災・BCP における生成AI活用術
防災訓練の段取りを相談するならどう入力する? ChatGPTに期待した回答をもらうコツを伝授
BCP策定・気候リスク管理アドバイザー、文筆家 昆 正和
最終更新日:
2024年03月14日

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防災・BCP分野での筆者のChatGPT(3.5)活用経験を基に、安全に利用できる範囲に限定した入門者レベルの使い方を解説する本連載。今回から、防災・BCP関連の事例を用いてChatGPTの使い方を学んでいきます。
プロンプトを入力するコツは?
ChatGPTは人間との直観的なやり取りが可能なAIですが、一度で期待した回答が得られるとは限りません。あまりトライ・アンド・エラーを繰り返すことなく、少ない回数で要領よく望ましい答えを引き出すには、いくつかのコツを覚えておくことも大切です。ChatGPTに慣れ親しんでいない入門者向けとしては、最低限、次の3つのことを念頭に置くとよいでしょう。
(1)達成したいことをはっきりさせる
防災マニュアルやBCPに関する「知識」を得たいのか、これらに関連する「文書」を作成したいのか、「手順」を組み立てたいのか、「対策」のアイデアを提案してほしいのかなど、やりたいことをはっきりさせてから質問・依頼文を作成しましょう。
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