社員と組織を生かす総務の技

社員と組織を生かす総務の技【その8】番外編・総務の地位を向上させよう!(1)

株式会社ミライズ  代表取締役 小松 路世
最終更新日:
2018年11月28日

こんにちは、組織改革コンサルタントの小松路世です。シリーズでお届けしている「社員と組織を生かす総務の技」、今回は予告から内容を変更して、「番外編・総務の地位を向上させよう!」をお届けします。

総務は下に見られがち

コラムを書き始めて、総務の仕事の幅広さと、意識次第で総務が戦略的にもなり得ることを多くの人に読んで知っていただき、お役に立てているのをうれしく思います。総務以外の方も読んでくれており、知人から感想をもらうこともあるのですが「そうそう、総務ってそうだよね、頼りたくなる総務の人ってまさにそうだし、総務ももっと表へ出るべき」という意見がある一方、「総務に会社は期待していない。目の前の仕事だけするのが総務でしょ」「総務は縁の下の力持ちに徹するべき」というがっかりしてしまうような反論もあります。この、どこか総務を下に見ている残念な意見は、総務と仕事がバッティングする人事や経営企画歴が長い方に集中します。

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著者プロフィール

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株式会社ミライズ  代表取締役
小松 路世

大手IT企業で契約・広報・経営企画・ダイバーシティなど、さまざまなスタッフ組織を経験。その後親会社に出向し、グループ企業全体を底上げするコンサル組織に従事。ポリシーは、ただの改善・効率化でなく、社員全員が強く元気になる仕掛け・文化を作り、その明るいエネルギーをまわりに伝播させること。2016年、日本中に「自分の頭で考えられ、強く前向きなビジネスパーソンを増やす」を目標に、組織改革コンサルタントとして独立。現在は生産性や企業価値向上を追求しながら、企業の風土や組織の改善・改革コンサルティング、働き方改革、マナー・コミュニケーション講師などを中心に活動。どの分野でも、「自分が変わればまわりも変わる」意識改革要素を入れ、どんな人でもやる気にさせる、真似のできないアプローチと表現力に定評がある。

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