社員と組織を生かす総務の技

社員と組織を生かす総務の技【その6】集めた情報をどう生かすか?(2)現場社員の巻き込み方

株式会社ミライズ  代表取締役 小松 路世
最終更新日:
2018年08月09日

シリーズでお届けしている「社員と組織を生かす総務の技」、今回はルーティン以外の仕事の進め方、たとえば総務担当全体、自分自身が新たな施策に取り組むとき、誰かに仕事等を依頼する際のコツをお届けします。

よくある失敗パターン

ルーティン以外の全社的な施策に取り組むときは、たいてい会議や社内稟議(りんぎ)で会社幹部の承認を得る必要があるはずです。承認後は現場に周知、依頼をし、実施していくわけですが、その際、稟議が通らない、通ってもうまく進まないといったよくある失敗には、一定のパターンがあります。私が総務に従事していた頃、同僚に次のようなセリフをいわれました。

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著者プロフィール

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株式会社ミライズ  代表取締役
小松 路世

大手IT企業で契約・広報・経営企画・ダイバーシティなど、さまざまなスタッフ組織を経験。その後親会社に出向し、グループ企業全体を底上げするコンサル組織に従事。ポリシーは、ただの改善・効率化でなく、社員全員が強く元気になる仕掛け・文化を作り、その明るいエネルギーをまわりに伝播させること。2016年、日本中に「自分の頭で考えられ、強く前向きなビジネスパーソンを増やす」を目標に、組織改革コンサルタントとして独立。現在は生産性や企業価値向上を追求しながら、企業の風土や組織の改善・改革コンサルティング、働き方改革、マナー・コミュニケーション講師などを中心に活動。どの分野でも、「自分が変わればまわりも変わる」意識改革要素を入れ、どんな人でもやる気にさせる、真似のできないアプローチと表現力に定評がある。

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