<招待状を受け取ったら>
できるだけ早く返事を出すこと。この返事によって、送り主は招待客の人数調整をする。返事が遅いと相手に迷惑をかけてしまう。
返信用はがきは、御出席、御住所、御芳名などの「御」「芳」をすべて2本線で消し、出席か欠席のどちらかにマルをつける。その際、「おめでとうございます。喜んで出席させていただきます」や「おめでとうございます。残念ながら所用のため欠席いたします。末永くお幸せに」などのメッセージを一言書き添えると相手に祝意が伝わる。
<結婚祝いの品物を持参する>
結婚祝いを本人の自宅に持参する場合、挙式1週間前までの吉日の午前中に訪問するのが正式なマナーだが、最近は、午後2時?3時までならかまわないとされている。結婚式や披露宴を行っていない場合、入籍後に贈るのがいいだろう。
<結婚祝い・品物選びのポイント>
・親しい間柄であれば、事前に予算を知らせて本人に希望の品物を聞く
・日常生活では使うが、自分では買いにくいようなもの(たとえば、高級品なども含まれる)
・新生活にすぐに役立つ実用品(食器、調理器具、電化製品など)
・結婚する2人の記念になるもの(2人分のバスローブ、2人が共通して好きなものなど)
・新生活のためのインテリアグッズ(観葉植物、花器、壁掛け時計など)
<結婚祝いのお返し>
結婚祝いをいただいた場合は「内祝」とし、半返しが基本。ただし、結婚披露宴で引き出物を出した場合は、それがお返しとなる。
『月刊総務』2010年11月号より