お茶に茶碗と茶たくを別々に載せる。そのまま運び、出すときにセットする。茶碗の底をふくためのふきんも用意する。
入室し、お盆をサイドテーブルに置く。サイドテーブルがない場合は、テーブルの下手側に置きく。
茶碗を茶たくに載せる。お客さまに出したとき、茶たくの木目は横になるように、茶碗の絵柄はお客さまの正面になるようにセットする。
茶碗を載せた茶たくを両手で持ち、「どうぞ」とお客さまに声を掛け、右側から出す。書類などがある場合は、「こちらでよろしいでしょうか」と声を掛け、空いている場所に置く。出す順序は上座のお客さまから。お客さまに出し終わってから社員に出す。
お茶を出し終わったら、お盆を体の脇に付けて持ち、「失礼いたしました」と軽く会釈して退室する。
『月刊総務』2009年6月号より