1.乗車
お客さまが一人の場合...扉が開いたら、「どうぞ」と声を掛け、お客さまを先に乗せる。
お客さまが複数の場合...「お先に失礼します」と声を掛けて、案内者が先に乗り込む。これは、お客さまが乗り込む間に、エレベーターのドアが閉まらないよう、安全に案内するため。
2.機内
操作盤の前に立ち、目的階のボタンを押す。お客さまには背中を見せないように、操作盤の前に斜めに立つようにする。
エレベーター内においても上座・下座に注意する。操作盤の前が下座、置くが上座となる。
エレベーターに乗っている間の沈黙は気まずいので、「温かくなりましたね」など、さりげない話題で場を和ませるとよい。
顔見知りの社員と乗り合わせた場合は、軽く会釈し、私語や必要以上のあいさつは控える。
3.降車
目的の階に止まったら、ドアが開く直前に、お客さまが戸惑わないよう「右側(左側)でございます」と進行方向を告げる。開ボタンを押したまま、お客さまを先に降ろす。降りるときは、お客さまが一人の場合も複数の場合も同じ。
『月刊総務』2009年7月号より