総務の社内PR大作戦

第9回:問題創造型総務への進化

株式会社タンシキ  代表取締役 秋山 和久
最終更新日:
2017年08月31日

今回は、いよいよ最終段階、Step5「社内コンサル・社内カウンセリングへ(問題創造型総務)」です。経営に貢献する「戦略総務」「経営総務」として役員・社員から認められるためには、より一層の活動の強化が欠かせません。

地位向上を現実のものとするためには「率先垂範」が早道です。これまで、総務の業務分掌の範囲内で、業務の重要性を評価したり、役員・社員から現状に対する第三者評価を得たり、彼らに情報提供をしたり、彼らの問題解決をしたり、社内・社外にPRをしたりしてきていますが、あくまでも総務部門の枠組み内です。「戦略総務」「経営総務」となるためには、総務部門の枠組みを脱し、管理部門全体として新たな問題を作り出していくことが必要です。

戦略の3つのレベル  

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著者プロフィール

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株式会社タンシキ  代表取締役
秋山 和久

プロフィール
記者、PR会社、経営・人事コンサルティングファーム広報、企業サイトコンサルティング会社を経て現職。記者×代理店×事業会社広報(社内外広報)×企業サイトコンサルという広報にかかわるあらゆる立場を経験した、日本では極めて稀なキャリアを持つ。多様な経験に基づく、パブリシティ、社内広報、Web、会社案内等のツールを俯瞰した、社内外の広報活動の全体設計や戦略策定、業務効率化を得意とする。経営・人事コンサルティングファーム在職時に培った経営・人事・マネジメントの専門知識を強みに、大手企業を中心に、人事、IR・CSR、経営企画など広報以外への支援も多数。採用から定着までを一貫させる採用ブランディングのコンセプト開発・計画立案、人事・広報が連携した採用広報実施支援、ESG情報発信の強化を目指したIRとCSRの連携支援、経営企画・人事・広報が連携した組織変革活動プログラムの構築支援、総務・広報・監査が連携した組織風土にアプローチする危機管理など、企業と社内外のステークホルダーとの認知・評価向上を基点にした関係強化を実現する支援を行う。管理部門を強く、元気に、連携を豊かにすることで、経営基盤の強化を実現することを目指す。

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