採用ブランディング
採用ブランディング【第13回】2021年度新卒採用で起こる企業の戦術変更
むすび株式会社 代表取締役 ブランディング・ディレクター/クリエイティブ・ディレクター 深澤 了
最終更新日:
2018年09月14日
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形骸化していたルール、学生にはメリット
経団連が2021年度採用から、これまで決めていた3月会社説明会開始、6月面接開始のルールを撤廃すると発表しました。本当に一部の超大手企業しか守っていなかったこのルールですが、このルールがあったからこそ、採用活動は学生、企業ともに長期化していました。このルールがなくなることで採用はどうなるのか。起こり得る動きを予想していこうと思います。
学生にとっては採用活動が短くなるので、かなり負担は減るでしょう。しかし多くの企業にとっては、戦略の大幅な変更を迫られることは必至でしょう。起こり得る大きな変化を一言で表せば、「短期集中・激戦採用」。多くの企業が短い期間に集中してライバル企業と激戦を繰り広げなければなりません。そうなると、知名度のない企業はますます不利になります。
ではどうすればそれを回避し、自社にマッチする学生を採用することができるのか。起こり得る変化と対策も合わせて、考えていきましょう。
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