組織を活性化する「場」作り
組織を活性化する「場」作り【その7】コミュニティー&インナーブランディングの仕掛け方
一般社団法人日本ライフシフト協会 理事、岡田経営戦略研究所 幸福価値創造コンサルタント 代表ソーシャル・プロデューサー、FOSC 副代表理事 岡田 大士郎
最終更新日:
2018年09月07日
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コミュニケーション誘発、触発の仕掛けは、喫煙所「たばこコミュニティー」での社員心理を読み解くことでさまざまなアイデアが浮かんできます。
社員同士の関係性
まずは会社での社員同士の人間関係を考えてみましょう。いうまでもないことですが、会社は仲良しクラブではありません。「仕事、ミッションを遂行する」という目的を持った集団であり、社員は知的・肉体的労働資本を提供し、それによる価値創造と貢献に対し報酬を受け取ります。
社員同士は、たまたま同じ時期に、同じ職場で働くことになった「他人」であり、仕事を通じて結果的に、同僚、仲間(時として友達や親友となることもありますが)としての意識が醸成されてきますが、 職場では、「仕事の遂行」といった目標をベースとしたコミュニケーションを活性化し成果を挙げなくてはなりません。しかしながら、もともと「他人」である社員同士が、いきなり理想通りの仕事コミュニケーションを取れといわれても簡単にできるものではありません。
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