災害時ライフハック:防災士が紹介する「もしも」のための裏技・アイテム
本当にホカホカご飯は食べられる? 話題の「カイロでパックご飯を温める方法」を検証してみた
防災士/ライター・編集者 原田 怜果
最終更新日:
2025年12月25日
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11月になっても暖かい日が続いていた今年ですが、12月に入ると朝晩は特に冷え込むようになってきました。ますます寒さが厳しくなってくるであろうこれからの季節、必ず防災リュックや備蓄に加えてくださいとお伝えしているのが、「使い捨てカイロ」です。使い捨てカイロの用途は体を温めることですが、SNSでは最近、防災食を温める活用法も見掛けます。
自分や大切な人の命を守るライフハック、防災グッズレビューなどを防災士がお届けしている本連載。今回は、使い捨てカイロで防災食を温める方法は本当に災害時に活用できるのか、実際に検証した結果をご紹介します。災害時にあると便利なおすすめ防災グッズも併せてご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
【検証】使い捨てカイロでパックご飯を温めることは可能なのか
今回は、災害時に役立つさまざまな情報を公開している「警視庁警備部災害対策課」の公式Xアカウントで投稿されていた内容を参考に、使い捨てカイロでパックご飯とパウチ入りのレトルトカレーを温める実験を行いました。
最高温度68℃、平均温度52℃の使い捨てカイロを使用
(1)使い捨てカイロを開封し、温かくなるまでよくもみ込む
(2)パックご飯とレトルトカレーをそれぞれ、カイロで写真のようにはさむ
(3)ブランケットや厚手の布など、保温性の高いタオルでしっかりと包む
(4)約1時間放置する
(2)パックご飯とレトルトカレーをそれぞれ、カイロで写真のようにはさむ
(3)ブランケットや厚手の布など、保温性の高いタオルでしっかりと包む
(4)約1時間放置する
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