月額少額支出でも悩むシステム導入の時期……スタートアップにおいて整備すべき経費精算ルールは？

経費精算システムを導入すべき時期ときっかけ

経費精算は一般的に次のような流れで進められます。

ただ、社員数が少ない場合には経費申請書や上司の承認というプロセスも未整備なことがあります。スタートアップ経理としてはその流れの整備が最初の仕事になるでしょう。今はクラウド会計ソフトも経費精算機能が付いています。

社員数ごとの月額料金の支払いで、経費精算機能が使えるようになってきているため、役員以外の社員が入るタイミングで経費精算機能の導入をすることもあります。本来は初期の段階でシステムを導入してルールを整備することが長期的な観点では良いと思いますが、1人当たり月額数百円といってもスタートアップとしては支出を迷うでしょう。