業績に効果が出る新しい組織風土改革の進め方
第7回:ワークライフバランスで見るソフトの改革(制度の充実の次にすること)
株式会社 カレンコンサルティング 代表取締役 世古 雅人
最終更新日:
2012年04月26日
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今回は前回の予告通り、「コミュニケーションや場」について「ソフト」の視点からお話します。まずは導入部分の具体例として、ワークライフバランス(以下、WLB)を取り上げます。
企業によっては、風土改革の一環としてWLBを掲げて取り組んでいるケースも多く見られます。最近では「イクメン」など、男性が育児休暇を積極的にとる時代にもなってきました。これ自体は少子高齢化社会という背景を考えると望ましいことでしょう。
しかし一方では、育児休暇や介護の制度があっても、「仕事が忙しくて活用できない」「制度を利用できる職場の雰囲気ではない」など課題は残っています。制度があっても、まだ周囲の職場環境が整っていない現実があります。
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