オフィスレイアウトの変更:早期課題検討

最終更新日:2010年04月21日

いかに早く課題に取り組むかということは極めて重要である。ある事項を決定、或は変更した場合にその影響するところが多方面、連鎖的に発生するからである。オフィスの移転・レイアウト変更直前にある事項を変更したことにより、他の事項に影響を与えトラブルが生じ、全体の工程を大幅に狂わせてしまうことも起こり得る。課題に早く取り組む事でその影響する事項を早期に把握でき、時間をかけて検討する事ができる。その影響するところ、変更しなければならない事項を全て網羅して判断、決定ができトラブルを回避することができる。特に移転・レイアウト変更初心者にとって問題の広がりを瞬時に把握することは不可能であり、ならば、それを可能にするのは時間であり、余裕のある状態で検討することである。移転・レイアウト変更業務を処理する初期の段階で、全課題を列挙し、一度その段階で一通り検討することが必要である。それにより、課題間の繋がりが把握でき、優先順位がみえてくる。

(執筆:『月刊総務』)

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