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2018年5月 2日
4割以上が「定時に帰りたい」――2018年キャリア意識調査


 トーマツ イノベーション株式会社は、2018年4月3日-4月16日まで実施した、2018年度入社の新入社員のキャリアに対する意識についてアンケート調査の結果を発表しました。対象者は東京・横浜・名古屋・大阪で当社が開催した新入社員研修の受講者4,863人。
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 今の会社での勤続意向について聞いたところ、「できれば今の会社で働き続けたい」(53.8%)が3年連続で減少しました。これに付随して「そのうち転職したい」が前年度より1.5%増加の16.7%、「(今の会社で働き続けたいか)わからない」が16.0%と、過去最多の回答率となりました。求職者優位の売り手市場やフリーランスの台頭などの影響もあるせいか、就社意識がわずか数年で大きく低下している点が注目されます。「長く勤め続けてもらうには、 一つひとつの仕事の醍醐味を伝える、メンター制度を設けて先輩社員が定期的にフォローを行い経験談を語るなど、自社で働くことの魅力を伝える必要があるといえます」(同社)。
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 今後3年間の働き方について聞いたところ、男女ともに「定時に帰りたい」と回答した人が調査開始以来4年連続で増加し、今年度の調査では、回答者の4割以上がその意向を示しました(42.0%)。前回までの調査では、「週に2-3回の残業まで」と回答した人がもっとも多い割合を占めていましたが、今回はその割合が逆転し、「定時に帰りたい」が初めて1位となりました。できれば定時に帰り、自分や家族との時間を大切にしたいと考える人が増加していることがわかります。

 また、結婚、出産といったライフステージの変化に伴う働き方についても、ワークライフバランスを重視し、子供が生まれたら「それまでよりも残業や休日出勤を減らしたい」とする傾向が見られます。 その中でも女性は、「パート・アルバイト」(13.9%)として働き、家庭を優先したい人が増えており、 雇用形態にこだわらない働き方が選択肢にある人が増加していることがうかがえます。

 将来会社でどのような役割を担いたいかという質問をしたところ、 前年度に引き続き「管理職」(24.8%)よりも「専門家」(33.4%)を志望する新入社員が上回る結果となりました。また、ここ数年間で、「楽しく仕事をしていたい」(21.3%)や「まだ(キャリアについて)はっきりしていない」(19.7%)が増加傾向にあり、会社員として、将来どのようなキャリアを目指すかを具体的に定めていない新入社員が引き続き一定数いることが明らかになりました。

 社会人としてスキルアップするために取り組んでいる内容を、キャリアの方向性を現時点で決定しているか、そうでないかのステータスで分けたところ、キャリアの方向性を決定している人の方が、積極的にスキルアップに取り組んでいることが明らかになりました。特に「ビジネス本を読んでいる」という回答に関しては、キャリアの方向性を決定していない人の回答率より12.6%も多いという結果となっています。一方、キャリアの方向性が定まっていない人は、「特に何もしていない」(38.9%)がもっとも多く、入社の時点でキャリアビジョンを描けているか否かで、 自身のスキルアップに対する積極性が分かれると推察されます。

 スキルアップするために取り組んでいる内容では、 「スマートフォン、 タブレットPC上で学習アプリを使って勉強をしている」(21.3%)と回答した人が年々増加(前年度比3.6%増)。 この背景として、 今の新入社員がモバイルツールを使う機会が多いデジタル・ネイティブ世代であること、 また、 学習アプリの種類・内容が充実していることなどが考えられます。

 調査結果の詳細はこちらから。

【お問い合わせ】
デトロイト トーマツ グループ
https://www2.deloitte.com/jp/ja.html