ファシリティマネジメントの役割
ファシリティマネジメントの役割(その8)「POE」と「聞く技術」
公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会 専務理事 成田 一郎
最終更新日:
2011年10月04日
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古い話になりますが20年以上前に、ファシリティマネジメント(FM)の調査で訪米し、銀行や大学を訪問した際、「POEの結果、このようにした。」という話を方々でお聞きしました。POEとは「PreまたはPost Occupancy Evaluation」の略ですが、建物をつくる前や後の居住者評価、利用者満足度評価などと訳されています。
当時はPOEという言葉は新鮮で、ましてどこに行ってもその話がでるので、私は本当にPOEをやっているのか疑問に思い、何度かPOEについて質問をしてしまいました。
それが気になったのか、通訳の方から、アメリカではFMを実践している企業は、POEを当たり前に実施しているという趣旨の話をいただきました。
すると、その会話を聞いていたプレゼンターである銀行のファシリティマネジャーから逆に質問をいただきました。
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