ファシリティマネジメントの役割
ファシリティマネジメントの役割(その15)FMの学び方と資格試験
公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会 専務理事 成田 一郎
最終更新日:
2012年05月02日
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ものごとを学ぶ時の基本は、自分から学びたいという強い意志を持つこと、好きになること、ハングリー精神を持つことなどが大切といわれます。
一方で、私たちは一般に学ぶこととは学校へ行くことと考えます。日本では、小学校から義務教育を受け、大学進学率も50%を超え、高学歴社会となっています。しかし、そこでの教育は、いつも課題(問題)が与えられています。そして、さまざまな知識を与えられ、それらをもとに、与えられた課題に答えられることが優秀であると考えられています。
それは一見当然のように思いますが、その教育の結果、いつも何かを与えられる課題を待っているという習慣がついてしまいます。それらの習慣になれた私たちは、何の疑問も持たず、その与えられたものについて回答したり批判をしたりして、ことが済んできました。
これの何がいけないのかと、お思いの方も多いのではないでしょうか。
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