ヒーローインタビュー

アルバイト出身の副社長が「働き方『開拓』」を推進中

月刊総務 編集部
最終更新日:
2022年06月10日
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1999年創業、「Soup for all!」の考え方の下、一人ひとりの「誰にも似てない」その人らしさを企業価値の源泉としてきた株式会社スープストックトーキョー。2018年4月より「働き方『開拓』」と銘打って、年間休日休暇120日を確保する「生活価値拡充休暇」や、複業解禁の「ピボットワーク制度」などを導入。その活動をけん引しているのが、取締役副社長人事本部本部長の江澤身和さんだ。女性活躍推進のロールモデルとしても注目される江澤さんにお話をうかがった。

写真◎田口 哲也
文◎石田 ゆう子

編集部 最初にご経歴から聞かせてください。

株式会社スープストックトーキョー 取締役副社長 人事本部 本部長 江澤 身和(えざわ みわ)さん
江澤 身和(えざわ みわ)さん
短大卒業後、2005年に、Soup Stock Tokyo(当時株式会社スマイルズ運営)にパートナー(アルバイト)として入社。社員登用後、複数店舗の店長を歴任。その後、法人営業グループへ異動し、冷凍スープの専門店の業態立ち上げと17店舗の新店立ち上げをけん引。2016年2月株式会社スープストックトーキョーの分社に際し、取締役兼人材開発部部長に就任。2018年12月「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2018」チェンジメーカー賞を受賞。

江澤 短大卒業時、自分は何をしたいのかが定まっていなかったので、就職はせず、飲食店のアルバイトをしながら考えていました。その後、社員になることを見据えてアルバイトを辞め、半年間働かずにいた時期があり、そのときに若い夫婦が経営する京都のゲストハウスを訪れ、「こういうことをやってみたい」と思いました。そこから「どうしたらできるだろう」と考えるようになったけれど、経営のことは何も知らない。そこで、まずは飲食店の店長経験値を得ようとしたんですが、そのときには雑貨店でのアルバイトを決めてしまっていたので、1年間はそちらで勤務。結果的には違うジャンルを経験したことで、自分が飲食に興味・関心が強いことを再確認できました。

次は、飲食業でゆくゆくは社員になれる場所を探したのですが、フリーター時代が長かった自分の就活はそう簡単ではありません。そんなときに声を掛けてくれたのが、Soup Stock Tokyoでアルバイトをしていた友人でした。自分もよく訪れていましたし、好きなブランドでしたから、まずはアルバイトとして入りました。

私の中ではアルバイトと社員の線引きはなく、前のめりに仕事をする姿勢はあったのですが、友人がアルバイトからそのまま新卒で社員となり、店長となってイキイキと働く姿に刺激を受けて、自分もそうなりたい、と店長を目指すようになりました。そして、2006年10月に社員に登用、2007年1月、念願の店長になりました。

編集部 なぜ店長になりたかったのでしょう。

江澤 店員たちを取りまとめて、お客さまに喜んでもらえるお店をつくることに関心がありました。それと、アルバイトのとき、責任を持って仕事をしていても、お客さまから「社員を出して」といわれる場面があって、社員という肩書は大きいんだな、と。だからこそ、何かあったときにチームの責任者として表に立てるようになりたいと思っていたので、店長になりたかったんです。

想定外の異動に悩むも「人と仕事をすること」の楽しさを再発見

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