総務の引き出し(デジタル化推進)

ポケットWi-Fiの契約はコスト削減にならない? リモートワークにおけるテザリングのススメ

日本クラウドコンピューティング株式会社 代表執行役 ITコンサルタント 清水 圭一
最終更新日:
2023年05月18日
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今回は、スマートフォンのテザリング機能を使って、モバイルインターネット接続端末、いわゆるポケットWi-Fiをやめて、スマートフォンのインターネット接続機能をパソコンやタブレットなど別端末でも使うことのメリット、デメリットについて解説していきたいと思います。

近年の通信環境の激変で、機器の選択の幅が広がっている

リモートワークの導入に伴い、多くの企業では従業員にインターネット接続端末として、ポケットWi-FIなどの通信機器を支給している企業が多くあるかと思います。

ポケットWi-Fiは、通信キャリアが提供するスマートフォン向けのデータ通信プランと比較してパケット通信制限がかかる上限通信量が大きく取られているものも多く、従業員の業務用パソコン、スマートフォン、タブレット用の通信用としてはコストが低く運用できます。高額なスマートフォンの追加パケット料金を回避するために、ポケットWi-Fiを併用しているケースも多く見られます。

しかしながら、ここ2、3年で通信の環境が激変しました。政府から移動通信事業者に対して、利用料金の値下げ要請もあり、スマートフォン向けの格安料金プランが発表されています。

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著者プロフィール

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日本クラウドコンピューティング株式会社 代表執行役 ITコンサルタント
清水 圭一

大学卒業後、大手ICT企業、外資系ITベンダーを経て、日本クラウドコンピューティング株式会社 代表執行役に就任。中小企業経営者向けにクラウド・ソーシャル・モバイルを中心としたIT経営コンサルティング、顧問、講演活動を行っている。

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