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これまで、災害時に事業所へとどまるための備蓄品として、非常用トイレ・保存水・保存食の選び方を紹介しました。今回は備蓄シリーズの最終回として、社内に宿泊するために必要な寝具と、そのほかあると望ましい道具について見ていきます。
寝具について
「寝具」の準備というと大げさに聞こえるかもしれませんが、簡単にいえば停電対策です。とりわけ冬場に停電して暖房器具が使えない事業所で夜を越す状況において、必要な道具を用意すると考えてください。理想的には、1人につき1枚の毛布を準備することですが、毛布はかさばるため保管スペースが必要で、また各種備蓄品の中では比較的高価です。何がなんでも毛布を準備するのではなく、予算やスペースに合わせてグレードを調整してください。
毛布と併せて準備をしたいアイテムがマットです。床からの冷気を遮断し、寝転んだ際の快適性を大きく向上させます。暖房が不要な季節には、毛布よりもマットがある方が快適に眠ることができます。床の上に直接横になることは、体力維持の面はもちろんメンタル面でも避けたいので、できれば毛布・マットはセットで準備しましょう。
寝具選びの考え方
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