総務の引き出し(コミュニケーション)
「声が震える」「汗をかく」……人前で話すと緊張してしまう人に試してほしい「アイスブレイク」
株式会社ヴィタミンM 代表取締役 鈴木 真理子
最終更新日:
2023年09月19日
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みなさんは仕事をしていて、どんなときに緊張しますか? チームの会議で発言を求められたとき、上司との面談に臨むとき、お客さまと商談するとき、人前でプレゼンテーションをするときなどは、きっと緊張するのではないでしょうか。そのようなとき、「普段の自分らしさが出せたらいいのに……」と多くの人が願うと思います。そこで今回は緊張との向き合い方と、リラックスする方法についてお伝えします。
野球選手に学んだ緊張との向き合い方
人前で話すとき、緊張して心臓がドキドキしたり、声が震えたり、手に汗をかいたりすることがあります。そんなテンパっている自分の状態を他人に見透かされたくない、と思う人はいませんか? これは緊張することにマイナスイメージを持っているからでしょう。
私はかつて保険会社に勤務し、人事部や総務部にいましたので、社員の前で話す機会が少なからずありました。退職後はビジネスコンサルタントとして企業に出向いて研修をしたり、セミナー講師をしたりしています。これまで約1000回登壇しました。
聴講者の方からは「緊張しなくてうらやましい」なんていわれますが、とんでもないことです。実は人と接した日は、相手が少数だろうと大勢だろうと大量の汗をかきます。洋服に湖のような汗染みができるので、クリーニング屋さんから「染み抜きが大変なんです」と小言をいわれ、病院で治療を受けたところ、医師もお手上げ状態でした。
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