総務の引き出し(コミュニケーション)
忙しい上司の時間をムダにしない! 簡単に論理的な話し方が身に付くとっておきのワザ【2選】
株式会社ヴィタミンM 代表取締役 鈴木 真理子
最終更新日:
2023年12月19日
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論理的な話し方ができる人は、一目置かれます。会議で発言するときや上司に報告するとき、「あなたの話はわかりやすい!」と高評価をもらえることでしょう。論理的思考法(ロジカル・シンキング)は小難しいスキルでは?と思う人もいるでしょうが、誰でも簡単にできるワザがあります。今回はとっておきの2つを紹介します。
論理的思考法その1:ナンバリング
ナンバリングは、「話のポイントに番号付けをする」ことです。たとえば、「今日お伝えすることは3つあります。1つ目は……、2つ目は……、3つ目は……」という具合です。頭の中を整理整頓してからアウトプットするので、短時間でわかりやすく伝えることができるのです。
ナンバリングするためには、ちょっとだけ準備が必要です。あらかじめメモやノートに話すことを箇条書きするとよいでしょう。
「1.○○ 2.○○ 3.○○」というように、キーワードや単語を並べるだけで十分。1つずつ話し終えたときに、チェック印を付ければ、伝え忘れが減ります。
上司に報告するときや、お客さまに電話をかけるとき、大事なことを伝え忘れてしまい、追加で報告したり電話をかけたりすることはありませんか。原因は、何の準備もしていないからかもしれません。「大勢の前で話すときやプレゼンテーションならともかく、たかが報告や電話くらいで」と油断してしまい、何の準備もしない人が多いのです。
なお、ナンバリングは3つがベストです。3つなら相手の記憶に残りやすく、負担にならない分量だからです。
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