総務の引き出し(コミュニケーション)
「見積書の方送ります」 丁寧にしたつもりが実は誤用! ビジネスシーンで見かける残念な言葉遣い
株式会社ヴィタミンM 代表取締役 鈴木 真理子
最終更新日:
2024年12月24日

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言葉遣いによって、その会社や担当者の印象が決まることがあります。日頃から正しい言葉で話したりメールを書いたりすれば、お客さまに違和感を与えないためコミュニケーションが円滑に進み、信頼を得やすいでしょう。一方で、おかしな言葉遣いが口癖になっている本人は誤りに気付きにくいものです。お客さまは話の本題よりも言葉遣いが気になっているかもしれません。接客レベルが低いと思われたり、不快な思いをさせて顧客満足度が下がったりしては困ります。第一印象を良くして信頼を勝ち取るためにも、正しい言葉遣いをマスターしましょう。
違和感を与える「的」の使い方
筆者は、ある企業の管理職から相談を受けたことがあります。上司が部下に意見を求めると、「ボク的には~」「アタシ的には~」のように「的」を好んで使う人がいるというのです。「『的』言葉はやめようと指導しても、なかなか癖は直らない」とため息をついていました。「社内ならともかく、お客さまに使ったらどうしよう」と不安にかられての相談でした。
では、違和感を与える「的」の使い方をご覧ください。×が残念ないい方、○はビジネスにふさわしいいい方です。
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