総務の引き出し(コミュニケーション)
口約束によるミスやクレームを回避! 「いった」「いわない」の不毛な争いを防ぐ3ステップ
株式会社ヴィタミンM 代表取締役 鈴木 真理子
最終更新日:
2023年10月16日

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仕事には前後関係があります。自分が担当する業務の前後の工程で、おそらく職場のメンバーや他部署、お客さまとかかわることでしょう。人と人とのつなぎ目でうまくバトンを渡せないと齟齬が生まれたり、ミスやクレームの原因となったりしてしまいます。そもそも人は十人十色。自分は伝えたつもりでいても、相手には伝わらないことがあります。そこで今回は、「いった」「いわない」を防ぐワザをお伝えします。
口約束は危ない! 証拠に残す
「いった」「いわない」というやりとりは、両者の記憶があいまいだったり、見解が異なったりするときに起こります。「いった」「いわない」の争いになる原因の一つは、口約束をしたことでしょう。
口約束だけで済ませると危険です。口頭で約束を交わしたら、必ず証拠に残しましょう。具体的には、次の3つのステップで進めるようオススメします。
(1)記録する
人の話を聞くときは、忘れないようにメモやノートを取ります。どんなに記憶力に自信があったとしても、人は忘れる生き物です。ですから記憶しようとせず、必ず記録してください。
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