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今回は、採用力を大幅に強化できるポイントについて例を挙げて紹介していきます。
できているところの伸び代は少ない
採用担当者に自社の採用の課題を聞くと、「求める人物像の策定」や「採用担当者のインタビューやフォローのトレーニング」「インターンシップや会社説明会等の母集団形成イベントの企画」などが多く挙がります。しかし、採用に熱心な企業は上記のようなテーマについては、すでにある程度できている場合が少なくありません。もちろん、上記テーマは大変重要なことではあるのですが、採用力強化という目的からすると、思ったほどには改善効果は期待できないのです。
受験に例えていうのであれば、得意科目の数学はいつもテストでほぼ100点近く、苦手科目の英語はいつも20点しか取れていないのに、数学ばかり勉強している学生のようなものです。むしろ改善することで全体の成績が大幅に上がる可能性がある科目は、今苦手にしていていつも得点の低い英語です。
実は、採用においてこの「英語」に値するものは「選考プロセスの設計」です。つまり、どんな順番で何段階の選考をするのか、提出物は何を出させるのか、面接を行うのか適性検査を行うのかなどを決めることです。
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