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仕事をする上で多くの人が重視している賃金。しかし、自社の賃金制度を正しく理解していない人も多いのではないでしょうか。会社によって賃金制度は異なります。賃金制度の基礎を学び、自社の賃金制度の在り方を理解していきましょう。ここでは、賃金に関するさまざまなルールとともに、賃金がどのように構成されているのかについて見ていきましょう。
さまざまな賃金形態
定額制
賃金の定額制とは、月給制や日給制など、一定期間の賃金を定額とすることです。いちばんなじみがある制度かもしれません。
定額制では、「定額賃金には○○時間分の残業代を含む」と規定している会社が多いのですが、それでも割増賃金の扱いを巡り労使間でトラブルとなりやすいといった問題もあります。
歩合制
仕事の成果や業績によって、給与が変動するタイプの給与形態をいいます。「歩合制」は、大きく「完全歩合制」と「固定給+歩合制」に分かれます。
会社は、従業員に対して最低賃金以上を支払う必要があるため、現実に会社が採れる歩合給制は、「固定給(最低賃金額以上)+歩合制」となります。
年俸制
年俸制は、給与の金額を1年単位で決定する給与形態をいいます。給与の支払時期は、労働基準法で「毎月1回以上の支払いの原則」が定められているため「月払い」となります。
定額制同様、「年俸額には○○時間の残業代を含む」と規定するケースが多く、トラブルとなることがあります。
最低賃金とは
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