総務入門講座

知っておきたいESGの基礎知識(2) 7つのESG投資手法

株式会社ニューラル 事業開発室長 菊池 尚人
最終更新日:
2021年10月27日
202111_048_ogp

近年、SDGsやサステナビリティという言葉とともに、「ESG」という言葉を耳にする機会が増えました。投資にかかわる概念とわかっていても、詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか。ESGとは何か、なぜ重視されているのか、企業は何をすべきなのか、ESGのポイントについて本稿にて解説していきます。次に、世界のESG投資の統計を集計している国際団体、GSIA(Global Sustainable Investment Alliance)が分類している、7つのESG投資について確認していきましょう。

知っておきたいESGの基礎知識(1) ESGを理解するはこちら

知っておきたいESGの基礎知識(3) 企業に求められるESG対応はこちら

ネガティブ・スクリーニング

ネガティブ・スクリーニングは、特定業界を投資対象から除外する投資手法です。除外される業界は、武器、たばこ、原子力発電、ポルノ、ギャンブル、アルコール、化石燃料等です。SRIの時代に、キリスト教系の財団や年金基金が、この手法を取り入れ始めたため、元々は宗教的倫理観に反することが除外理由でした。最近では、環境破壊も除外理由となっています。

また、特に欧州では、金融政策「EUサステナブルファイナンス・アクションプラン」に基づき、「サステナブル」を定義。倫理基準での単純なネガティブ・スクリーニングは、ESG投資とは見なさなくなっています。

国際規範スクリーニング

国際規範スクリーニングは、環境破壊や人権侵害等、国際的な規範を基に、最低限の基準を満たさない企業の株や債券を、業界横断で投資対象から除外する手法です。

参照する国際規範は、個々の機関投資家が判断するため、国際労働機関(ILO)やOECD、国連機関のもの等、多岐にわたります。

ポジティブ・スクリーニング/ベスト・イン・クラス

※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。

続きは「月刊総務プレミアム」をご契約の会員様のみお読みいただけます。

  • ・さらに有益な付加価値の高い有料記事が読み放題
  • ・ノウハウ習得・スキルアップが可能なeラーニングコンテンツも割引価格でご利用可能に
  • ・「月刊総務デジタルマガジン」で本誌「月刊総務」も読み放題
  • ・本誌「月刊総務」も毎月1冊、ご登録いただいたご住所にお届け
「月刊総務プレミアム」で貴社総務部門のレベルアップを

著者プロフィール

株式会社ニューラル 事業開発室長
菊池 尚人

大学卒業後、2016年PwCコンサルティング合同会社に入社。新興国の環境/社会課題解決へのイノベーション創出を支援。2019年より現職。サービス開発や、大手企業・金融機関向けESG戦略・投資アドバイザリーに従事。ニュースサイト「Sustainable Japan」編集。

関連記事

  • Web会議の悩みは「テレキューブ」で解消! ポストコロナを見据えた会議室の在り方 PR
  • 「電話」が変われば働き方も変わる! 固定電話の悩みを解決 Teams電話でリモートワークを一気に加速 PR
  • 情報収集が危機管理の鍵 正確性と即時性を兼ね備えたサービス PR

特別企画、サービス