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年末調整をしているから確定申告はしなくてもいい。そんなふうに考えている人もいるのではないでしょうか?しかし確定申告をした方が得をしたり、対応必須の人がいる場合があるので注意が必要です。本稿で、具体的にどのように確定申告を進めていけばいいのか、必要書類、スケジュールなどを確認していきましょう。
今からできる確定申告の進め方(1) 確定申告の基礎知識はこちら
確定申告書A・Bどちらを選べばいい?
確定申告を行う場合、確定申告書に住所、氏名、収入金額、所得税額など必要事項を記載して税務署に提出します。この確定申告書には、「確定申告書A」と「確定申告書B」の2種類があります。
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確定申告書A(画像1)
確定申告書Bの簡易版です。確定申告書Bが全ての所得に対応しているのに対し、確定申告書Aは「給与所得」「雑所得」「配当所得」「一時所得」にしか対応していません。その分、確定申告書Bよりも欄が少なく記入しやすいため、これら4つの所得の人はこの申告書を使うといいでしょう。
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確定申告書B(画像2)
全ての所得に対応しているため、誰でも使用することができます。事業所得や不動産所得がある人はこの申告書しか使えません。
なお、2023年1月から確定申告書Aは廃止され、確定申告書Bに一本化される予定です。
青色申告・白色申告の違いは?
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