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3月期決算の企業にとっては、9月末で上半期が終わります。この時期、上場企業であれば半期の業績開示のため準備を進めていることでしょう。非上場企業でも、売り上げ、利益目標などの進捗を確認し、下半期に向けて動いていると思います。下半期が始まるこのタイミングで、経営トップが上半期の振り返りや下半期に向けた方針を示すメッセージを発信することは少なくありません。そこで、今回は従業員に刺さる上半期の振り返りメッセージの作成、発信方法をご紹介します。
経営メッセージ担当者として意識したい「進め方」
経営メッセージの作成から発信までのプロセスは、主に以下の3パターンがあります。
パターン1:秘書が案文を作成→経営トップが内容確認→社内広報担当者が社内発信
パターン2:経営トップがメッセージを作成→社内広報担当者が社内発信
パターン3:社内広報担当者が案文を作成→経営トップが内容確認→社内広報担当者が社内発信
社内発信の方法は、全社集会、社内報、イントラネット、メールなどがあります。
最も多い進め方はパターン1です。経営トップの考え方を理解している秘書(秘書課長など)が、発信すべき内容を考えて原稿案をまとめた上で、経営トップに確認してもらいます。経営トップと秘書の間で何度かやりとりして社内広報担当者に原稿が提出され、社内報・イントラ等の媒体に掲載します。イントラの場合は、秘書が直接、経営メッセージを投稿する場合もあります。
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