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総務・労務人事業務において、4月以降は、採用、株主総会、期中の定期異動に伴う社宅・社員寮管理などでバタつく時期が続きます。10月~2月にかけては一般的に階層別・職能別研修や、時流に合ったテーマ別の社内勉強会、職場懇談会、社内運動会などの社内イベントが多くなります。研修・勉強会や社内イベントなど、いわば「内部」の取り組みは、社内報などで社内に情報共有することは多いでしょう。こうした取り組みは、実は社外にも発信しやすいネタです。今回は研修・勉強会や社内イベントを社外に発信する方法を紹介します。
マスコミ向けに発信する方法
新聞・テレビの報道コンテンツは、官公庁・自治体や企業が公表した内容などを中立的かつ事実関係中心に報道する「ストレートニュース」が少なくなり、複数社・複数業界の取り組みをまとめた「解説モノ・調査モノ」が多くなっています。
テレビの報道番組でいえば、スタジオでのアナウンサーとコメンテーターとのやりとりや複数社の取材映像で構成する「特集」は「解説モノ・調査モノ」に該当します。一方、アナウンサーが原稿を読み上げて、アナウンサーの音声と一緒に映像が流れる30秒~1分程度のニュースが「ストレートニュース」です。
ストレートニュースは、企業等のプレスリリースを基にしていることが多く、「発表ネタ」といわれます。ほかの報道機関と扱う内容が同じになり情報価値が低い、記者にとっては社内評価の向上につながりにくいものです。プレスリリースは一般的な手法ですが、実は報道されるハードルが高い手法です。
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