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新年を迎えて、今年こそは広報活動を計画的に行いたいと考えている企業・担当者も多いことでしょう。しかし、「マスコミに取り上げられるようなネタや自社HPで発信できるネタがない」という悩みを抱える人も少なくありません。こうしたとき、製品・商品・サービスなど「モノ」をベースにネタを探してはいないでしょうか。BtoB企業であれば、新しい製品・サービスがリリースされる頻度は決して高くないと思いますし、BtoC企業でも、扱っている商材・事業領域によっては同様となるでしょう。そこで今回は、モノではなく「時節」をベースにネタを探す方法を解説します。
成人の日やバレンタインデー 時節や記念日を意識するとよい理由
ここでの時節とは、季節ごとのイベントを指します。たとえば1月は正月、2月はバレンタインデー。このほか、毎日なんらかの「記念日」を迎えています。たとえば1月15日は「いちごの日」です。こうした記念日も時節の一つと見てください。
このような時節や記念日の情報は、新聞やテレビなどで必ず取り上げられます。マスコミの役割は、そのときどきの世の中の動きを取材して情報コンテンツ化し、社会全体で共有し、記録に残すことです。時節の動きは、毎年必ず訪れるので記録的価値があり、報道しやすいのです。
バレンタインやハロウィンだと、PRネタは少ないかもしれませんが、実は時節のうち、どの企業にも共通してPRしやすいものがいくつかあります。以下に1月から6月までの時節トピックスを例示してみました。
1月 新年(年頭あいさつ)、成人の日
2月 節分、バレンタイン、建国記念の日、天皇誕生日
3月 ひなまつり、卒業式、春分の日、春休み、お花見、転勤・退職
4月 新年度、入社、新人研修
5月 ゴールデンウイーク、母の日
6月 株主総会、夏のボーナス、父の日
なお、記念日については、事業に関連するものを情報収集してみてください。
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