総務の引き出し(広報)

組織の「一体感」を醸成する社内広報(1)

株式会社タンシキ  代表取締役 秋山 和久
最終更新日:
2022年01月18日
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前回までに「従業員エンゲージメント」の定義と構成要素、社内広報でのアプローチの仕方を解説してきました。従業員エンゲージメントと同様に、使用頻度が多い一方で、理解があいまいになりがちな言葉に「一体感」があります。今回から2回に分けて、一体感の理解と社内広報への落とし込み方を紹介します。

組織の「一体感」を醸成する社内広報(2)はこちら

一体感とは

さまざまな辞書で「一体感」を調べると、「気持ちや考えがまとまる」「一方向に向いていると感じる」等の表現が共通します。一体感は「大勢の人の気持ちや考えが一つにまとまること」と定義できるでしょう。

たとえば、私は中学から部活でバスケットボールをしていましたが、チームが一つにまとまったときは「強い」です。特に、自分たちと同等または少し強い相手と対戦しているとき、試合に出ているメンバーは集中力が高まり相互に動きが連動し、試合に出ていないメンバーは、コート外からの指摘と応援・激励をバランスよく行い、監督は「そのままでいいぞ」の一言で済む状態です。

必ずしも運動部固有のものではなく、学年・学級単位の運動会、学芸会、音楽会などで、最初はバラバラだった感覚が、本番が近づくにつれてまとまりを持ち、当日を迎えた経験がある人は多いのではないでしょうか。

組織で必要な一体感とは

一体感は、人によっては仕事に臨む姿勢・行動や考え方などの全てを同質・同一化するべきものと捉えてしまう場合があります。ところが、一体感と同質・同一化とは大きく異なります。みなさんが過去に経験した、部活や運動会などでの一体感は、参加しているメンバーの個々の気持ちや考え方が全て同質・同一ではなかったはずです。

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著者プロフィール

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株式会社タンシキ  代表取締役
秋山 和久

プロフィール
記者、PR会社、経営・人事コンサルティングファーム広報、企業サイトコンサルティング会社を経て現職。記者×代理店×事業会社広報(社内外広報)×企業サイトコンサルという広報にかかわるあらゆる立場を経験した、日本では極めて稀なキャリアを持つ。多様な経験に基づく、パブリシティ、社内広報、Web、会社案内等のツールを俯瞰した、社内外の広報活動の全体設計や戦略策定、業務効率化を得意とする。経営・人事コンサルティングファーム在職時に培った経営・人事・マネジメントの専門知識を強みに、大手企業を中心に、人事、IR・CSR、経営企画など広報以外への支援も多数。採用から定着までを一貫させる採用ブランディングのコンセプト開発・計画立案、人事・広報が連携した採用広報実施支援、ESG情報発信の強化を目指したIRとCSRの連携支援、経営企画・人事・広報が連携した組織変革活動プログラムの構築支援、総務・広報・監査が連携した組織風土にアプローチする危機管理など、企業と社内外のステークホルダーとの認知・評価向上を基点にした関係強化を実現する支援を行う。管理部門を強く、元気に、連携を豊かにすることで、経営基盤の強化を実現することを目指す。

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