2024年7月に掲載された「総務のマニュアル」と「総務の引き出し」をご案内します。
- 総務のマニュアル:総務をはじめとするバックオフィス部門において話題のテーマの実務ノウハウを、毎月短期集中連載として複数回に分けて紹介
- 総務の引き出し:業務に直結する最新トピック(労働法/人事教育研修/SDGs/広報/労務管理/採用/デジタル化推進/コミュニケーション/メンタルヘルス/税務/防災)について各専門家が解説
総務のマニュアル「施行前に知っておきたい、フリーランス保護新法対応のポイント」
11月1日に施行予定のフリーランス新法、遵守すべきルールは大きく2つある! 適用対象者は誰?
2023年4月28日、第211回通常国会において、フリーランスの保護を目的とした「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法/フリーランス新法/以下、本法)が成立し、同年5月12日に公布されました。本企画では、2024年11月1日に施行される本法の制定の背景や下請法との違い、そして対応ポイントなどを3回に分けて解説します。
下請法との違いは中小企業の立場 フリーランス新法で注視すべき3つの条項とアセスメントのススメ
2024年11月1日に施行される「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法/フリーランス新法)について3回に分けて紹介する本連載。前回は、フリーランス新法の制定の背景や適用対象について解説しました。今回は下請法との違いや「取引適正化アセスメント」の始め方について紹介します。
フリーランスの育児・介護等も企業の配慮義務に 新法で定められた就業環境に関するルールとは
2024年11月1日に施行される「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法/フリーランス新法/以下、本法)について3回に分けて紹介する本連載。前回は下請法との違いや「取引適正化アセスメント」の始め方について紹介しました。最終回となる今回は、フリーランスの働く環境の整備に関するルールについて詳しく解説していきます。
総務の引き出し(広報)
事前のトレーニングで不祥事への対応力をアップ! いざというとき差が付く3つの準備
危機管理広報の実務は、平時の備えと緊急時対応に分けて考えます(詳しくは前回に)。今回は、広報担当者や会見者の緊急時対応力向上を目的にしたメディアトレーニングや基礎的知識付与等の取り組み「スキルアップ」を扱います。
総務の引き出し(労働法)
内定式出席→入社拒否の学生にペナルティーはある? 新卒者採用内定問題を法律的に見ると……
わが国では新規学卒(以下、新卒)者の採用上の社会的慣行として、卒業時の新卒一括採用が戦後の雇用慣行として行われている。外国では採用上このような雇用慣習はなく、必要に応じ、その都度募集して採用する個別採用制度が行われている。わが国の場合は、優秀な人材を早く、卒業の前に採用したいとの企業間の採用競争が激しく、人材の確保のために、卒業年度の前よりいわゆる「青田買い」として採用が無秩序の状態となったことから、その正常化のためいろいろな採用政策が行われてきたが、必ずしも功を奏していない。今回は、新卒者の採用内定を巡る問題について取り上げる。
総務の引き出し(労務管理)
非正規との待遇差の理由は? 「同一労働同一賃金」の徹底に向け、今年度労基署が積極指導
厚生労働省は2024年度、同一労働同一賃金への対応強化に向けて、労働基準監督署による「報告徴収」を積極的に実施する方針を明らかにしました。
総務の引き出し(デジタル化推進)
ついに登場「Appleの生成AI」でできることは? 便利な新機能や業務での活用方法
Apple Intelligenceは、Appleが提供する最新のAI技術を活用したソリューションです。2024年6月10日に開催されたWWDC 2024で発表されました。これは、iPhone、iPad、Macに搭載された「パーソナルインテリジェンスシステム」で、生成モデルと個人的な背景情報を組み合わせ、ユーザーに有用で関連性のあるインテリジェンスを提供します。このシステムは、iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaと緊密に統合されており、Appleシリコンのパワーを活用して言語や画像を理解・生成します。まだ、日本国内ではリリースされていない製品、サービスですが、本稿では、発表された内容を基に、Apple Intelligenceの基本概念と企業での具体的な活用方法について解説します。
総務の引き出し(採用)
今や自社だけでの採用活動は無理? アウトソーシングを利用することが「常識」になりつつある背景
一昔前までは、採用活動のような企業にとって大変重要な仕事は、基本的には内製化することが当然でした。しかしながら、近年では自社の採用活動の一部を専門会社にアウトソーシングすることが増えています。アウトソーシングする業務は多岐にわたります。応募書類の受け付けから、候補者との選考日程調整、合否連絡、選考データ管理などのオペレーション部分を外に出すことが最も多いのですが、スカウトメディアの検索とスカウトメール送信、書類や面接などの評価・選考、説明会実施などもアウトソーシングの対象になってきています。なぜこのように採用活動のアウトソーシングが増えているのでしょうか。
総務の引き出し(メンタルヘルス)
生産性向上に大きくかかわる「ワークエンゲージメント」 高めるカギは経営層と従業員のズレの解消
みなさんの会社では、個々の従業員がどの程度力を発揮できているか、どれくらい熱心に業務に取り組んでいるのかをどのように把握されていますか。利益向上や社会貢献など、会社の目的はさまざまですが、生産性を向上させることは全ての企業の存在にかかわる重要なミッションであるといえます。今回は、生産性に大きく影響する人的要因である「ワークエンゲージメント(work engagement)」について取り上げます。
総務の引き出し(コミュニケーション)
リスケ、スキーム、サマリー……日本語じゃダメなの? 仕事ができる人は使わない「カタカナ言葉」
カタカナ言葉をたくさん使うと、かっこよく、仕事ができそうな印象を与えるかもしれません。でも、「それって日本語でいいのでは」と思うことはありませんか? 仕事では事実を正しく伝え、冷静かつスピーディーに意思疎通をはかることが求められます。この機会に、どんな言葉を選べば「伝わる確率」が高まるのかをご一緒に考えましょう。
総務の引き出し(税務)
【定額減税】6月以降の対応も要チェック! 年末調整はどうなる? 給与から引き切れない場合は?
6月から「定額減税」がスタートしました。今回は、会社員(給与所得者)の方の定額減税の概要を見ていきます。
総務の引き出し(SDGs)
目標が「女性管理職の比率を上げる」なら逆効果に ダイバーシティ経営を推進させる第一歩とは
今回は、第1回「『ダイバーシティ経営』実は中小企業にこそ大きな効果 成功につなげる7つのアクションとは」で紹介した、経産省のダイバーシティ導入ガイドライン「ダイバーシティ2.0」を基に、具体的な導入のステップをご紹介します。
本誌転載「総務ジョブディスクリプション作成のポイント」
総務のジョブディスクリプション作成は最難関……でも今こそやるべき理由とは?
ジョブ型雇用の導入や業務の棚卸しの際に必要となるジョブディスクリプション。しかし、業務が多岐にわたり、評価が難しい総務においては、どのようにジョブディスクリプションを作成すればいいかお悩みの方も多いはずです。総務の業務をどのように分類すればいいのか、ジョブディスクリプションに何を記載すればいいのか、総務のジョブディスクリプションの作成方法を3回にわたり解説します。
総務ならではの注意点も ジョブディスクリプションを作成する5つのステップ
前回「総務のジョブディスクリプション作成は最難関……でも今こそやるべき理由とは」ではジョブディスクリプション(Job Description、以下「JD」)の基礎知識について解説しました。今回は、JD作成のための5つのステップをお伝えします。
職務内容や必要スキルを明確化 総務ジョブディスクリプションのテンプレート&記載例
前回「総務ならではの注意点も ジョブディスクリプションを作成する5つのステップ」ではジョブディスクリプション(Job Description、以下「JD」)作成のための5つのステップを解説しました。今回は、JDテンプレートの作成についてお伝えします。
本誌転載「『ストレスコーピング』でストレスと上手に付き合う」
仕事のイライラ・モヤモヤ、解消するには? 「ストレスコーピング」でストレスに強い人になる
「令和4年労働安全衛生調査」によれば、現在の仕事に関することで強い不安やストレスとなっている要因がある労働者は82.2%に上り、前年と比べて約1.5倍も増加しています。仕事をする上でストレスは避けて通れない問題といえるでしょう。今回は、ストレスへの対処法である「ストレスコーピング」について2回にわたり解説します。
コーピングはストレスチェックのデータも有効 不安を感じやすいなど5つのストレスタイプ別対処法
前回「仕事のイライラ・モヤモヤ、解消するには? 『ストレスコーピング』でストレスに強い人になる」では、ストレスへの対処法である「ストレスコーピング」の特徴について紹介しました。今回は実際にストレスコーピングを活用する際のポイントについて解説していきます。
連載「ChatGPTでシミュレーション! 防災・BCP における生成AI活用術」
机上演習のシナリオにも有効! 防災訓練においてChatGPTが本領を発揮する3つのシーン
ChatGPTを使えば、訓練・演習のシナリオの作成、評価、所見、リポートの作成など、多種多様な目的に沿ったツールを素早く作成することができます。今回は最も典型的な3つのシーンでのChatGPTの活用事例をご紹介しましょう。なお、事例で使われている【プロンプト】【ChatGPTの回答】については、第2回「防災訓練の段取りを相談するならどう入力する? ChatGPTに期待した回答をもらうコツを伝授」での説明を参照してください。
連載「苦手な人とのコミュニケーションもラクになる ソーシャルスタイル活用法」
1対1でも複数人でも会議が円滑に ソーシャル・スタイルによるヒアリング&ファシリテーション術
これまで、対人スキルを高めるために役立つ「ソーシャル・スタイル」の概要や、その鍵となる対応性を高めるポイントをご紹介してきました。最終回である今回は、具体的なシーンを想定したソーシャル・スタイルの活用法をお伝えします。
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