2024年12月に掲載された「総務のマニュアル」と「総務の引き出し」をご案内します。
- 総務のマニュアル:総務をはじめとするバックオフィス部門において話題のテーマの実務ノウハウを、毎月短期集中連載として複数回に分けて紹介
- 総務の引き出し:業務に直結する最新トピック(労働法/人事教育研修/SDGs/広報/労務管理/採用/デジタル化推進/コミュニケーション/メンタルヘルス/税務/防災)について各専門家が解説
総務のマニュアル「総務が押さえておきたい2024年雇用保険法等改正への対応実務」
来年以降も続く大きな見直し 2024年雇用保険制度等を巡る改正で対応が求められる項目まとめ
2024年5月10日に「雇用保険法等の一部を改正する法律」が、同年6月5日には「子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律」が、それぞれ国会で可決され、2024年度から段階的に施行されます。本企画では、改正の趣旨や改正項目、それぞれ企業が対応すべきことについて、主なポイントを3回に分けて解説します。まずは、法改正の目的や主な変更項目について見ていきましょう。
施行後は男性の育児休業取得率が増大の見込み 2025年4月改正で新設される2つの育児休業給付
2024年雇用保険制度等改正法の趣旨や改正項目、それぞれ企業が対応すべきことについて、主なポイントを解説する本シリーズ。前回「来年以降も続く大きな見直し 2024年雇用保険制度等を巡る改正で求められる変更項目まとめ」では、法改正の目的や主な変更項目について紹介しました。改正で2025年4月1日に新設される2つの育児休業給付について詳しく見ていきます。
2028年に変更になる被保険者の条件とは? 雇用保険制度等改正法で企業が注視しておくべき項目
2024年雇用保険制度等改正法の趣旨や改正項目、それぞれ企業が対応すべきことについて、主なポイントを解説する本シリーズ。前回「施行後は男性の育児休業取得率が増大の見込み 2025年4月改正で新設される2つの育児休業給付」では、改正で2025年4月1日に新設される2つの育児休業給付について紹介しました。最終回となる今回は、2025年10月以降に施行される2つの改正について見ていきます。2028年10月の改正では、雇用保険の被保険者の条件が変更になるので、しっかりチェックしておきましょう。
総務の引き出し(広報)
今注目の「パーパス」、浸透させるにはどうすればいい? 自分ごと化させるための3つのポイント
前回は、社内広報のトレンドを紹介しました。今回はその中で、トレンドのテーマの一つとして挙げた「パーパス浸透」について詳しく見ていきましょう。
総務の引き出し(労働法)
「ビジネスと人権」の企業の責任範囲は自社内だけじゃない 人権リスク26種に分類されるものは?
最近の有名タレントの不祥事を巡る新聞記事の中で、ハラスメント行為が大きく報道される背景として、「ビジネスと人権」が企業責任として厳格に求められるようになったことが指摘されていたので、今回はこの問題を取り上げる。
総務の引き出し(労務管理)
来年4月より順次施行の改正法詳細 環境整備など離職防止措置を重視した介護に関する5つの変更点
2024年5月24日に育児・介護休業法の改正法が成立し、2025年4月より順次施行されることとなりました。今回の改正では、特に介護に関する支援策に大きな変更が加えられており、企業にとっては新たな対応や準備が必要となる点が多くあります。これまで、育児に対する両立支援策は徐々に浸透してきましたが、介護に関する支援は十分とはいえない状況でした。そこで本稿では、改正法のうち、特に介護に関する改正点に焦点を当てて解説します。
総務の引き出し(デジタル化推進)
今年の課題、今年のうちに。「AI」を活用して1年の業務を振り返ってみる方法
年末は1年の業務を振り返り、新たな1年の計画を立てる重要なタイミングです。しかし、この振り返り作業には膨大なデータ整理や分析が伴い、時間や労力がかかるのが現状です。そこで、総務部にとって強力な味方となるのがAI(人工知能)です。AIは大量のデータを迅速かつ正確に分析し、人間では気付きにくい洞察をもたらします。今回は、昨年当社が実際にAIを活用して1年を振り返った経験を基に、2025年に向けてどのようにAIを活用すべきかを詳しく解説します。
総務の引き出し(採用)
「それ、全部やっています」は危険サイン? 自社の採用力を低下させる人事担当者の4つの行動
私は長年、人事の実務を続けてきましたが、現在はコンサルタントやアウトソーサーとして、人事担当者のみなさんをサポートする立場に回っています。人事担当者の方の多くは、責任感を持ち、日々奮闘されています。しかし、残念ながら一部の方は、意識的であるか無意識的であるかにかかわらず、自社の採用力を低下させる行動を取ってしまう場合があります。これを防ぐこと、そして改善することが私の仕事です。本稿では、採用力を無意識のうちに落としてしまう行動について、よく見られるパターンを挙げてみたいと思います。これを通じて、人事担当者のみなさんが自己点検の材料にしていただければ幸いです。
総務の引き出し(メンタルヘルス)
休日の寝過ぎで起こる「社会的時差ボケ」に注意! 仕事のパフォーマンスを上げる休みの過ごし方
従業員のパフォーマンス向上のために考えられる施策はさまざまです。休みやすい環境づくりは重要な取り組みの一つですが、休暇中の過ごし方もまたパフォーマンスに影響することがわかっています。今回は、働き方改革と併せて実施したい、「休み方改革」について解説します。
総務の引き出し(コミュニケーション)
「見積書の方送ります」 丁寧にしたつもりが実は誤用! ビジネスシーンで見かける残念な言葉遣い
言葉遣いによって、その会社や担当者の印象が決まることがあります。日頃から正しい言葉で話したりメールを書いたりすれば、お客さまに違和感を与えないためコミュニケーションが円滑に進み、信頼を得やすいでしょう。一方で、おかしな言葉遣いが口癖になっている本人は誤りに気付きにくいものです。お客さまは話の本題よりも言葉遣いが気になっているかもしれません。接客レベルが低いと思われたり、不快な思いをさせて顧客満足度が下がったりしては困ります。第一印象を良くして信頼を勝ち取るためにも、正しい言葉遣いをマスターしましょう。
総務の引き出し(SDGs)
働きやすい環境づくりには相互理解が重要に 業種別に見る外国人雇用の課題と対応ポイント
年々拡大する外国人雇用。人手不足の今、企業は外国人雇用の強化を検討していくことが求められます。しかし、言語や文化などの違いによりトラブルが起こりやすいことが予想されます。今回は、外国人雇用の課題とその解決方法について解説します。
総務の引き出し(防災)
守るべき人の顔が思い浮かばなければ失格! あなたの会社は大丈夫? 2W1Hで再確認する防災力
「命を守る」という言葉は、警察、消防、医療、介護などの特定の業種や業務に従事する人々にとっては第一の使命として心に響くものでしょう。しかし、一般的な会社では、日常生活の中で使う機会がほとんどなく、何となくよそよそしい響きがあることも事実です。とはいえ、非常事態が発生した際に、組織や会社として命を守る用意ができているかどうかを再確認することはとても大切なことです。ここでは、「『誰を(Whom)』『誰が(Who)』『どのように(How)』守るのか?」という2W1Hの問いを通じて考えてみましょう。
本誌転載「若手の知見で組織を活性化 リバースメンタリングのさまざまな効果」
若手社員が上司にアドバイス 世代間のコミュニケーションを促進する「リバースメンタリング」
若手社員がメンターとなり、上司や経営層に助言を行う取り組み、「リバースメンタリング」を導入する動きが広がっています。さまざまな世代間でのコミュニケーションが活性化することは、組織に良い効果をもたらします。本稿では2回にわたり、リバースメンタリングを行うメリットや、導入のポイントなどについて解説します。
世代間ギャップから学び合う姿勢が重要に リバースメンタリングを成功させる4つのポイント
前回「若手社員が上司にアドバイス 世代間のコミュニケーションを促進する『リバースメンタリング』」では、リバースメンタリングの概要とその効果について紹介しました。今回はリバースメンタリングの導入のポイントを解説していきます。
連載「スタートアップバックオフィス(法務)の始め方」
その新しい案件、必ず「書面」に残して! 会社を守るために知っておきたい「契約書」作成ノウハウ
今回は、事業活動を行っていく上で避けることのできない「契約書」に関する基礎的な留意点をご紹介します。
連載「スタートアップバックオフィス(人事・労務)の始め方」
日常の問題は規則だけでは対応できない 過重労働になりがちなスタートアップが注意すべき労務管理
労務管理は、単に就業規則を設けるだけでは十分ではありません。職場では、規則だけでは対応し切れない人材の多様な行動や、職場環境に由来する課題が発生します。日常のささいな出来事に見えても、人員が増えてくると不公平感を募らせたり、過度に規則を厳しく適用し指摘をするなど、これらの問題を放置すると、会社全体の生産性や士気に悪影響を及ぼしかねません。特に、スタートアップ時や新規事業では、時間管理や業務分担の適切な運用が成功の鍵を握ります。
連載「スタートアップバックオフィス(経理・財務)の始め方」
スタートアップが覚えておきたい消費税の基礎知識 やってはいけない無駄なインボイス確認とは?
スタートアップのバックオフィスにおける経理や税務を担う際に、なくてはならないのが消費税の知識です。法人税、源泉所得税、消費税など会社経理において知っておくべき税務は多岐にわたりますが、消費税は日々の経理と設備投資時の有利・不利判定の大きく2つに影響するため、まず押さえておきたい知識です。今回は消費税の仕組みからスタートアップのバックオフィスが気を付けたいインボイス実務について説明します。
災害時ライフハック:防災士が紹介する「もしも」のための裏技・アイテム
【冬の災害時ライフハック】暖房が使えないときは必ず思い出して! 防寒に有効なキッチンアイテム
誰もが経験したことがないような災害がもし起こってしまったら、想定していなかった事態に見舞われることも……。万が一のときに身近にあるもので自分や大切な人の命を守る、ライフハックや防災グッズレビューを防災士がお届けする本連載。第2回となる今回は、アルミホイルの活用術です。気温が低く、寒くなってくるこれからの季節、災害が起こったときにまず気を付けなければならないのが「低体温症」です。断熱・保温効果の高いアルミホイルは、ライフラインの寸断で暖房器具が使えない中でも体温を保つために大きな役割を果たしてくれます。
単発企画「年末の大掃除、整理整頓のヒントに! 備品・書類保管のポイント」
年末の大掃除が見直しの絶好の機会に! もう「〇〇はどこ?」とはいわせない。物品の整理、保管術
12月に入り年末が近づき、多くの企業で大掃除の季節を迎えようとしています。日々の業務に追われる中、備品や在庫の管理はあと回しになりがちですが、効率的な整理、保管は業務効率の向上やコスト削減に直結する重要な取り組みです。本企画では、宅配収納サービス「サマリーポケット」を運営する株式会社サマリーの整理収納アドバイザーが、備品や在庫、書類の整理、保管に関する具体的なポイントを2回に分けてご紹介します。今回は、備品・在庫の整理、保管のテクニックをご提案します。
期末前に増える書類……今が運用ルール改定の好機! 【紙とデータ】ハイブリッド時代の文書管理術
宅配収納サービス「サマリーポケット」を運営する株式会社サマリーの整理収納アドバイザーが整理、保管のポイントを紹介する本企画。前回の備品・在庫管理に続き、今回は書類の整理、保管について解説します。デジタル化が進む現代でも、紙の書類は依然として多く存在し、その管理方法は業務効率に大きく影響します。書類が増える年度末に向けて今から、書類の管理方法を見直してみましょう。
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