 
        2025年10月に掲載された「総務のマニュアル」と「総務の引き出し」をご案内します。
- 総務のマニュアル:総務をはじめとするバックオフィス部門において話題のテーマの実務ノウハウを、毎月短期集中連載として複数回に分けて紹介
- 総務の引き出し:業務に直結する最新トピック(広報/労働法/BCP/労務管理/デジタル化推進/採用/メンタルヘルス/税務/SDGs/ハラスメント)について各専門家が解説
総務のマニュアル「従業員のモチベーションを向上させる株式報酬制度の導入・運用のポイント」
浸透してきた背景は? 導入でどんな効果が? 多様な種類で今注目される株式報酬制度の全体像

昨今、上場会社、非上場会社を問わず、株式報酬が浸透しつつあります。株式報酬は、役員や従業員(役職員)に対する企業価値向上に向けたインセンティブの付与やリテンション(人材確保)などのために、非常に有効な制度です。そこで本企画では株式報酬について3回にわたり解説します。初回となる今回は、株式報酬制度導入の目的と浸透してきた背景、株式報酬の種類について見ていきます。
スタートアップと成熟企業では適した制度が違う? 株式報酬制度の運用開始手順と設計のポイント

前回、株式報酬の目的や概要について紹介しましたが、では、具体的に、自社で株式報酬制度を導入しようとする場合、どのように進めていけばよいでしょうか。今回は導入のプロセスや設計のポイントについて見ていきます。
法令、税務・社会保険への対応、株主への説明も 株式報酬の管理・運用で特に留意したい5つのこと

株式報酬を管理・運用していく上では、法令、税務・会計など、さまざまな観点からの検討が必要になります。そこで最終回となる今回は、株式報酬の管理・運用上のポイントや留意点について解説します。
総務の引き出し(広報)
人的資本経営で注目されるインターナル・コミュニケーション 心理的安全性×社内報が活動のカギ

今回から、社内広報の領域に絞って来期の活動計画を検討するヒントをお伝えします。まずは、インターナル・コミュニケーション(IC)の注目度が高まっている背景を整理します。
総務の引き出し(労働法)
フリーランス法の対象となる取引や禁止される行為は? フリーランスに業務委託する際の留意点

前回は、働き方の多様化が進む中で増加してきた柔軟な働き方の一つであるスポットワークについて取り上げた。今回は、同じく柔軟な働き方として社会に普及してきたフリーランスをテーマとして扱う。
個人であるフリーランスと組織である発注事業者との間には交渉力などの格差があり、フリーランスが取引上弱い立場にあることから、報酬の不払いやハラスメントといったさまざまな問題やトラブルが発生している。そこで、2024年11月1日にフリーランスが安心して働ける環境を整備するためにフリーランス・事業者間取引適正化等法(以下「フリーランス法」という)が施行された。本稿では、取引の適正化や就業環境の整備など、フリーランスを活用するにあたって留意しておくべき事項をおさらいする。
総務の引き出し(BCP)
インシデント発生時でも製品・サービスの供給を止めない! BCPに記載すべきリストの中身とは?

深刻なインシデントが発生し、業務に不可欠なリソース(人材や設備その他)が被害を受けると、通常のやり方では業務が行えないので、あらかじめ「別の方法」を考えておかなくてはなりません。このとき、まさに「別の方法」で業務対応を行う、あるいは復旧を急ぐための呼び掛けが「BCPの発動」です。では、BCPを発動する経営者の脳裏には、どのような「別の方法」が用意されているのでしょうか。
総務の引き出し(労務管理)
下回る賃金で契約していたら無効に? 支給している給与が「最低賃金額」以上なのかを調べる方法

今年も最低賃金が引き上げられます。最も早い都道府県では10月1日から発効されています。引き上げ額は、全国加重平均で66円となっています。毎年のように引き上げられているため、気が付かないうちに支給している給与が最低賃金を下回ってしまっていたということもあり得ます。今回は最低賃金について確認していきます。
総務の引き出し(デジタル化推進)
社内ポータルは「作る」から「育てる」へ アクセスしたくなるサイトへ変える5つの原則

今回は、「せっかく社内ポータルを作成したものの、使われていない」というお悩みを持つ総務担当者のために、「作って終わり」にしない社内ポータル運用術を解説します。
総務の引き出し(採用)
組織に「定着」するかどうかを見極めるには? 「辞めない人材」の特徴を浮き彫りにする4つの質問

採用の現場では誰もが「優秀な人材がほしい」といいますが、現場の人事担当者は、どれほど能力が高くても、短期間で辞めてしまう人材を採用することは、組織にとって大きな損失になるということを痛感しているはずです。今本当に問われているのは、いかにして「辞めない人材」を見極めるか、という点です。
総務の引き出し(メンタルヘルス)
職場定着率が最も低い「精神障がい」 長く働ける環境を整えるための3つのサポート

今回は障がい者雇用の中でも、特に雇用後の定着率に課題がある「精神障がい」の分野に焦点を当て、精神障がい者の雇用において離職が多いのはなぜか、その課題の背景と解決方法について解説します。
総務の引き出し(人事教育研修)
温かく家族のように支え合うか、クールに成果を重視するか。「自律的人材」を育てるための方法

細かな指示を出さずとも部署や会社の目指す方向や状況を踏まえて、的確な行動や対応を取れる従業員。いずれの組織においても求められる人材だと思いますが、いったいそうした従業員はどのような組織で育成されていくのでしょうか。
総務の引き出し(SDGs)
これからのSXに必要なのは「地域総務」 地域再生のハブとなる新しい役割とは

日本の地域社会は、人口減少や少子高齢化、産業構造の変化により、かつてないほどの厳しい局面に直面しています。中心市街地には空き店舗が増え、農村部では耕作放棄地が拡大し、さらにはインフラの維持管理さえ困難になりつつある地域も少なくありません。一方で、脱炭素や資源循環の潮流が加速する中で、地域こそが「サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)」を実践する最前線となる可能性を秘めています。
今回は、地域経済再生をSXの視点から捉え直し、リジェネラティブ(再生的)なアプローチによる「ローカル・サーキュラーエコノミー」の構築について考えていきます。
総務の引き出し(コミュニケーション)
たった1枚の紙が好感度を左右する! 名刺交換におけるNG行為と相手に好印象を与える裏ワザ

ビジネスパーソンは社外の人と初対面のとき名刺交換をします。名刺交換は形式的に行うかもしれませんが、ちょっと工夫するだけで第一印象をアップさせたり、コミュニケーションの潤滑油として生かしたりすることができます。今回は名刺をテーマに、取り扱い方や交換の仕方といった基本から、ビジネスチャンスに生かすヒントまでお伝えします。
本誌転載「初任給アップ時代の 賃金制度の再設計」
初任給アップの裏で既存社員との賃金バランスが課題に……今こそ見直したい「賃金制度」

近年、初任給の引き上げを行う企業が増えています。採用競争力を高める上で有効な手段ですが、その影響は社内の賃金制度全体に波及し、場当たり的な手当の導入や部分的な調整だけでは、制度全体の整合性が失われ、社員の納得感や信頼感を損なうリスクが高まります。
本連載では、賃金制度を再設計するためのポイントについて解説していきます。今回は、初任給アップの波紋と賃金制度への影響についてです。
賃金制度を見直すポイントは「誰に」「どう」配分するか 4つのステップで納得感のある仕組みに

前回は、初任給アップの波紋と賃金制度への影響について紹介しました。今回は賃金制度を見直すタイミングを解説していきます。
誠実な対応が信頼につながる 賃金制度の成功を左右する設計後の運用と伝え方

前回は、賃金制度を見直すタイミングについて紹介しました。今回は賃金制度再設計の進め方や、社内への伝え方と調整のコツを解説していきます。
書籍転載「いつも好印象な人がしている言葉の選び方」
「なるほど……」を空返事と誤解されない表現にするには? 相手の信頼を得るためのフレーズ2選

言語化コンサルタントの松はるな氏が相手に不快感を与えず、好印象を残すための伝え方のポイントを具体的な例を交えて解説する『いつも好印象な人がしている言葉の選び方』(あさ出版)。「月刊総務オンライン」では本書の一部をピックアップし、4回にわけて紹介しています。第2回となる今回は、第3章「相手に寄り添う言葉」の中から厳選して、お届けします。
余計な一言が相手のやる気を奪っているかも 異なる意見を素直に受け入れてもらう上手な伝え方とは?

言語化コンサルタントの松はるな氏が相手に不快感を与えず、好印象を残すための伝え方のポイントを具体的な例を交えて解説する『いつも好印象な人がしている言葉の選び方』(あさ出版)。「月刊総務オンライン」では本書の一部をピックアップし、4回にわけて紹介しています。第3回となる今回は、第4章「ネガティブをポジティブに変える言葉」の中から厳選して、お届けします。
連載「災害時ライフハック:防災士が紹介する「もしも」のための裏技・アイテム」
なくても乗り切れそうだけど備えるべき? コスパが良い「ポータブル電源」を防災士が試してみた

自分や大切な人の命を守るライフハック、防災グッズレビューなどを防災士がお届けしている本連載。12回目となる今回は、防災目的でポータブル電源を備えておくメリットや、おすすめのポータブル電源について解説していきます。 ポータブル電源は安いものでも数万円はするので、そもそも必要なのか、緊急時のために購入したとしてどれくらいのメリットがあるのかなど、悩まれている方も多いと思います。 結論からいえば、ポータブル電源はどんなご家庭でも備えておくのがベターです。今回はその理由について詳しく紹介していきます。
スタートアップバックオフィス(経理・財務)の始め方
【スタートアップ経理】「誰も教えてくれない」環境で成長していくために必要な3つのスキルとは?

いよいよ最終回となりました。これまでスタートアップ経理の現場の状況を踏まえながら、必要な知識をお伝えしてきました。この連載を始めるにあたって、スタートアップ経理のみなさんとそれぞれの内容について意見交換をしてきたのですが、いつもみなさんから出てくる印象的な言葉が「誰も教えてくれない」でした。スタートアップ経理では文字通り誰も教えてくれない中で、自ら考え、専門家の力を借りながらなんとか仕組みを構築していく必要があります。誰かに指示されることを待っていても仕事は進みません。会社が成長する中で業務が日々変わっていき、その都度必要な対応をしていくことになります。今回はこれまでの内容を踏まえて、スタートアップ経理の環境で求められる3つのスキルに目を向けていきましょう。
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