2026年5月に掲載された「総務のマニュアル」と「総務の引き出し」をご案内します。
- 総務のマニュアル:総務をはじめとするバックオフィス部門において話題のテーマの実務ノウハウを、毎月短期集中連載として複数回に分けて紹介
- 総務の引き出し:業務に直結する最新トピック(広報/労働法/労務管理/AI/採用/メンタルヘルス/コミュニケーション/リスクマネジメント/SDGs/オフィス)について各専門家が解説
総務のマニュアル「2026年度『年収の壁』引き上げへの対応」
【2026年改正】「年収の壁」結局どうなる? 雇用主・労働者双方が確認すべき「7つの境界線」

2026年度税制改正で年収の壁に関する各種の制度改正が行われ、また税制と併せて社会保険制度でも各種の制度改正が行われます。そこで本企画では、雇う側も働く側も混乱しがちな複雑な制度の概要から、「年収の壁」引き上げの背景や影響、2026年度改正の実務対応のポイントまでを3回に分けて解説します。
改正で大きな影響が出る社会保険の壁:2026年10月「106万円の壁」撤廃で加入の新要件は?

第1回で解説した「7つの壁(税金・社会保険)」の中で最大の影響を受けるのが、「社会保険における壁」です。第2回となる今回は社会保険に焦点を当てて解説します。
「年収の壁」を超えて働く意味は? 従業員を納得させる世代別・社会保険加入のメリットの伝え方

第2回で解説した通り、社会保険に加入する企業は段階的に拡大します。時間的経過とともに順次拡大することがルール化されているため、年収の壁を超えて働くことの意味(メリット)を理解することがポイントになります。こうした状況を踏まえ、最終回となる今回は、壁を超えて働くメリットの解説をしていきます。
総務の引き出し(広報)
社員が読まない本当の理由は「情報のすれ違い」にあった もっと読まれる社内報の考え方

株式会社タンシキでは一般のビジネスパーソン1113人を対象に、社内広報の接触状況に関する独自の実態調査を実施しました。前回に引き続き、その結果から見えてくる「社内広報に対する社員のホンネ」について解説します。
前回の記事では、「社内広報は実施されれば約8割の従業員に接触される」というポジティブな結果をご紹介しました。一方で広報担当者側は、「特定の記事が全く読まれなかったり、無反応な層がいたりする。この手応えのなさはどこから来るのか?」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、あえて社内報を「見ない理由」と「ニーズのギャップ」に焦点を当てます。見えてきたのは、会社と従業員の「情報のすれ違い」と「広報担当者に求められる覚悟」でした。
総務の引き出し(労働法)
退職代行サービスへの対応:本人と連絡が取れなくても退職は認めるべき? 引き継ぎの強制力も解説

近年、社員が退職代行サービスを通じて退職の意思を示してくる例が増加している。パーソル総合研究所の「離職の変化と退職代行に関する定量調査」によると、離職者の5.1%、約20人に1人が退職代行サービスを利用しているという実態が明らかになっている。そこで本稿では、社員がこうした退職代行サービスを利用した場合における企業が留意すべき点について解説する。
総務の引き出し(労務管理)
治療と仕事の両立支援:4月努力義務化で整備すべきことは? 無料で活用できる支援・ツールも紹介

改正労働施策総合推進法の施行に伴い、2026年4月1日より、事業主には「治療と就業の両立支援」に向けた取り組みが努力義務化されました。がんなどの疾病を抱える労働者が、適切な治療を受けながら安心して働き続けられる環境を整備することは、労働者の健康確保のみならず、人材の定着や生産性の向上といった企業の持続的成長に直結する重要な経営課題です。企業が講ずべき措置、具体的な支援プロセス、および活用可能な外部リソースについて確認してみましょう。
総務の引き出し(AI)
AI活用成功の第一歩は「ドキュメント設計」から 業務に必要な情報を整理するポイント

AI活用の議論では、どうしてもツールや自動化の話が先に立ちます。しかし、AIに何を扱わせるのかが定まっていなければ、導入しても使われなくなるのは自然なことです。便利な機能があっても、参照すべき情報や成果物が曖昧なままでは、実務の中に定着しません。
そこで、まず整理すべきなのは、業務の目的を踏まえた上で、どのような成果物がそろえばその業務が回るのかという点です。たとえば新人受け入れであれば、雇用契約書、入社情報シート、各種依頼書、台帳、案内文、証跡といったドキュメント群がそれに当たります。
今回は、これらを単なる書類の集まりとしてではなく、業務を支える成果物として捉え直します。その上で、どれを基準にし、どこに置き、誰が更新するのかを定める静態設計として、ドキュメント設計を扱います。
なお、本稿でいう「ドキュメント設計」とは、業務に必要な成果物を定め、その上で「正本」「保管場所」「管理責任者」を明らかにすることです。
総務の引き出し(採用)
フルリモート廃止の「裏切り」で流出する優秀層 出社回帰をポジティブな採用戦略に変えるには

昨今、コロナ禍でいったん定着したフルリモート制度を見直し、オフィス出社を再開させる(RTO:Return To Officeなどと呼ばれます)「揺り戻し」の動きが加速しています。近年、採用市場において、居住地を問わない働き方は強力な武器となっていました。しかし、このカードを手放すことは、単なる制度変更にとどまらず、企業の採用ブランドや候補者との信頼関係に影響を及ぼすリスクをはらんでいます。新拠点への移転を機にフルリモートを、原則週3回出社へ段階的に移行することを発表した企業の例では、過去の「ずっとリモート」という発信との整合性を問う声がSNSで噴出しました。
総務の引き出し(メンタルヘルス)
休職・復職対応を「個別対応」から「社内ルール」へ 企業が整えておきたい6つのポイント

担当者や上司による個別対応になりがちな休職・復職対応。社内でルールを整備しておかなければ、本人だけでなく、上司や人事にも大きな負担が生じてしまいます。本稿では、企業が整えておきたい休職・復職に関する6つのルールを解説します。
総務の引き出し(コミュニケーション)
「お疲れさまです」が生産性を下げている? 返信ラリーを減らす、社内メールの書き方5つのルール

日々の業務でメール処理に時間がかかっていませんか? メールはコミュニケーションに欠かせないツールですが、意外に時間を奪われるのも事実。今回は業務効率化のために社内メールを見直すヒントをお伝えします。
総務の引き出し(リスクマネジメント)
リスクマネジメントは「攻め」にもなる! 戦略的危機管理における「若干の危機」早期発見の重要性

大企業における企業不祥事や事故のニュースが絶えない中、コンプライアンスと併せて戦略的なリスクマネジメントの実践にも関心が寄せられています。
企業経営のリスクは、外国での戦争や貿易のリスク、地震・風水害、サイバー攻撃のリスクなど、社外から到来するハザードリスク、人員不足やハラスメントなどの人材リスク、製品の品質不正や従業員による横領、不適切行為などの業務上のリスク(オペレーショナルリスクと呼ぶことがある)など多岐にわたります。未来を先読みすることの難しい現代において、これらのリスクを的確に捉えて経営の意思決定を下せる体制構築と活動の在り方に注目が集まっています。
いま一度、リスクマネジメントの原則からその実践の方法を考えてみたいと思います。
総務の引き出し(SDGs)
サーキュラーエコノミー、正しく理解していますか? 基本的な考え方「3原則」をあらためて整理

なぜ今、循環経済の「定義」を正しく理解する必要があるのでしょうか。前回は資源制約という外部環境から循環経済の必要性を整理しましたが、今回はその中身、すなわち「循環経済とは何か」をあらためて整理します。
総務の引き出し(オフィス)
なぜ今、見直す必要があるのか? 社員が出社を「選ぶ」時代に目指すべきオフィスの在り方とは

本連載は、株式会社オカムラのワークデザイン研究所による働き方・働く環境に関する調査・研究などを基に、効果的な「オフィス」を構築するポイントについて解説していきます。初回である今回は、「今、オフィスを見直す理由」に焦点を当ててご紹介します。(冒頭写真/Takuya Yamauchi)
「令和版にアップデート これからのビジネスマナー」
「お越しになられました」は正しい? あいさつや依頼・相談で好印象を与える敬語の使い方

前回は、「他社訪問」のマナーについて解説しました。今回は、言葉遣い・指示の出し方・質問の仕方についてご紹介します。難しいと感じがちな敬語の整理から、相手を迷わせない情報の伝え方まで、スムーズな仕事に欠かせないポイントを深掘りします。
伝えたい「相手」と「内容」を考えて使い分けることが重要 ビジネスメール・電話応対のポイント

前回は、信頼につながる言葉遣いや伝え方について解説しました。最終回となる今回は、現代のビジネスに欠かせないメールや電話といった非対面コミュニケーションのポイントをご紹介します。
連載「現場が軽くなる。総務の『仕組み化』処方箋」
さらば、ベテラン依存の「ブラックボックス」! 総務のための「誰でもできる」マニュアル作成法

「あの人がいないと備品の場所すらわからない」 ――。そんな「属人化」が総務部門の生産性を下げていませんか? 多岐にわたる総務業務が個人に依存するのは、業務の手順が「ルール」として言語化されていないことが原因です。今回は、組織マネジメント理論「識学」の観点から、誰が担当しても同じ成果を出せるマニュアル作成の極意を解説します。これを読めば、曖昧な判断を排除し、組織のスピードを劇的に高める「動けるマニュアル」が手に入ります。
「差がつく雑談」
リモート会議の不完全燃焼は「雑談」不足のせい? 画面越しの相手が喜ぶ、ちょっとした「あいさつ」

なぜ、あの人と話すと、「アイデアがたくさん出るのか?」「人脈が広がるのか?」「つい自分のことを話してしまうのか?」 ――。三笠書房から刊行された『差がつく雑談』では、雑談の力に気付いたことで、理想の働き方を実現した河上純二氏が実践する「ビジネス雑談」の極意について紹介しています。
「月刊総務オンライン」では本書の一部をピックアップし、5回にわけて紹介。今回は第5章「一生使える雑談ネタの探し方 ―― 気まずい沈黙がなくなる」の中から「オンライン雑談のコツ」をお届けします。
どう話したらいいのか悩む人必見! 自分の3つの特徴を当てはめる「1分間自己紹介」テンプレート

なぜ、あの人と話すと、「アイデアがたくさん出るのか?」「人脈が広がるのか?」「つい自分のことを話してしまうのか?」 ――。三笠書房から刊行された『差がつく雑談』では、雑談の力に気付いたことで、理想の働き方を実現した河上純二氏が実践する「ビジネス雑談」の極意について紹介しています。
「月刊総務オンライン」では本書の一部をピックアップし、5回にわけて紹介。今回は第6章「雑談力を磨くトレーニング ―― 伝え方が変われば、仕事がうまくいく」の中から「とっておきの『1分間自己紹介』のつくり方」をお届けします。
特別企画「『情報が届かない問題』の正体とは? 伝えたつもりをなくす、情報共有の設計術」
チャット・メール・共有ドライブ、使い分けできていますか? 情報が迷子にならないツール設計術

チャットやメール、共有ドライブ、Web会議……。業務上で使用するツールが増えるほど、「どこに何を書けばいいかわからない」という現場の混乱も深まります。放置すれば情報はカオス化し、やがて組織の摩擦を生みます。第2回では、ツールの役割を整理し、現場に定着する「使われるルール」の設計ノウハウをお届けします。
特別企画「総務の『これ助かる』文具~仕事をスムーズにする3つの道具~」
デジタル時代でも手放せない理由とは? 今さら聞けない「付箋」の種類と意外な活用方法

全3回の連載でお届けしている、「総務の『これ助かる』文具〜仕事をスムーズにする3つの道具〜」。第2回となる今回は「付箋」にスポットを当てます。
チャットツールやタスク管理アプリが普及した今も、会社のデスクから付箋が消えることはありません。今回は、種類の使い分け・色によるステータス管理・メモ以外の活用術・正しい剥がし方まで、実務に即した付箋の使いこなしを解説します。
※掲載されている情報は記事公開時点のものです。最新の情報と異なる場合があります。
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