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人事、総務、経理など管理部門全般の業務効率化、コスト削減を支援し、高品質のアウトソーシングサービスを提供しているNOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社。常に顧客企業に高度なサービスを提供している従業員に対して、いかに納得してもらえる管理とサービスを提供できるか。総務が改革に取り組んでいる。
取材・文◎石田ゆう子
ホスピタリティあふれる人材を集めることから開始
同社は、1,000人を超えるアウトソーシングスタッフを擁する、国内大手の管理部門系アウトソーシング会社。2019年、芙蓉総合リースグループに参画し、2020年6月、グループとともに、本社を住友不動産麹町ガーデンタワーに移転。そうした中、自社の管理部門が抱えてきた課題と向き合うことになった。「私が着任した2019年3月当時、総務専任者は2人。少数精鋭といえば聞こえはいいですが、適正人数がいないことで、管理部門全体が疲弊していた。経営もその問題は認識しており、改革に取り組むことになりました」と、管理本部 人事総務部部長の安彦雅孝さんは話す。
着任早々、総務の空気から変えようと、「総務は従業員へのサービス部門。これからは管理とサービスの両立を目指す」との方針をメンバーに発表。社内外から、総務の素養としてもっとも大切なホスピタリティを持つ優秀な人材を集めて、組織の拡充をはかった。その一人、八板麻衣子さんは、「以前の総務は忙しそうで声も掛けづらく、何か依頼してもなかなか連絡が来ないような状況でした。そこに来た新しい部長が、サービスやホスピタリティを大切にする人だと聞き、半年前に異動して、総務の一員として日々の業務にまい進しています」と話す。
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