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2015年設立、テクノロジーを活用して企業の課題を解決するコンサルティングファーム、株式会社ノースサンド。創業時から理念を重視し、そこに共感した人たちが集まっている同社は、顧客いわく「コンサルティング会社らしくないコンサルティング会社」。エンゲージメント向上施策にも力を注ぎ、社員の定着率を高めている。
取材・文◎石田 ゆう子
理念でつながっているコンサルタント集団
「カッコいい会社を増やし、世界をデザインする」とのビジョン・ミッションの下、クライアントの新しい価値の創造とビジネス変革の支援を行っているコンサルタント集団である同社。この業界にしては珍しく創業時より理念を重視し、それを体現するための行動指針「8Rules(エイトルールス)」も制定。「それらに共感してくれた人だけを採用し、さらに理念に基づいたさまざまな施策を行うことで、離職率4.7パーセントという状態を実現できているのだと思います」と人事部広報責任者の東谷昂さんは話す。3か月に1度取っているエンゲージメントサーベイのモチベーションスコアも偏差値77と高水準。働きがいのある会社ランキングにも5年連続ランクインしている。
社員の成長意欲に応える「クエスト制度」
具体的には、理解、共感、行動意欲の3つの要素からエンゲージメント向上の制度設計をしている。
たとえば行動意欲にひも付いた施策には、「クエスト制度」がある。
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