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ネット広告をはじめ、幅広い事業を展開するITベンチャーのユナイテッド株式会社。同社では2017年4月入社の新卒採用から、独自の採用手法「ユニーク採用」を実施。学歴やエントリーシートベースではなく、学生が自分の強みや長所を発揮できる選考にすることで、さまざまな個性を持つ多様な学生の採用につなげている。
取材・文◎石田ゆう子
人と企業文化を重視し、採用にベストを尽くす
「日本を代表するインターネット企業になる」とのビジョンの下、変化の激しいインターネット業界で成長し続けている同社。そのときどきのニーズを捉えて、さまざまな事業を展開。現在は、インターネット広告配信のアドテクノロジー事業、スマートフォンアプリ開発などのコンテンツ事業、有望なスタートアップ企業への投資を行うインベストメント事業の三つをメイン事業にしている。
「事業は変わっても、変わらないのが、人と企業文化。この企業文化こそが競争力の源泉であり、重要なもの。企業文化を作っているのは人ですから、採用、育成を大切にしようとの思いが根底にあり、人事基本方針にも、"採用にベストを尽くす"と定めています」と、コーポレートカルチャー本部 採用育成部 マネージャーの松永友貴さんは話す。
では、今の超売り手市場で、いかにして、学生にメリットを感じてもらうか。同社のことをよく知らない学生にも、おもしろそうなことをやっている会社だな、と興味を持ってもらうか。また、企業文化を大切にするからこそ、学生の本音を見極めてマッチングしていかないと、入社後の育成もうまくいかない。どうすればその人が持つ、マッチする素養を引き出せるか。そうした課題感から行き着いたのが独自の採用手法「ユニーク採用」だった。
選考方法を学生が選べる「新卒ユニーク採用」
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