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創業41周年、木造注文住宅を手掛ける株式会社アキュラホーム。新型コロナウイルス対策で在宅勤務が続く中、ITを最大に活用し、"安全安心・分散型"のリモート入社式を開催。また、経営陣からのビデオメッセージや、一時金の支給、Web飲み会補助など、この状況下で勤務する従業員をねぎらい感謝を伝える施策を次々と実施している。
取材・文◎石田ゆう子
在宅でがんばる従業員に感謝のメッセージを配信
「新型コロナウイルス感染症対応においては、うつらない、うつさない。従業員、家族、お客さま、関係者の安全安心を第一に考える。その軸は今も変わりません」と、総務人事部部長の池沢篤人さんは話す。
緊急事態宣言後、「とにかく、まずは原則在宅勤務にしよう」とトップからの発信があり、急きょ、在宅勤務に突入した。システム環境などの準備が万全だったわけではなかったが、従業員とのコミュニケーションや、マネジメント、お客さまへの対応など、やりながら考えて、日々進化させた。Web会議システム「Zoom」などのツールも取り入れて、結果、在宅率70パーセントを超える形で運用ができたという(5月22日時点)。
そうした中、不安や負担を抱えながら新しい働き方に取り組んでいる従業員をねぎらいたい、感謝の気持ちを届けたいと、さまざまな施策を考えた。その一つが、経営陣から従業員へのビデオメッセージだ。「従業員とご家族への感謝を込めたメッセージを配信していただきました。厳しい局面ですが力を合わせて乗り切っていきましょう。困りごとがあればなんでもいってください、と伝えられました」と、総務人事部人財開発課課長の清水保博さんは話す。
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