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写真、イラスト、動画のデジタル素材をインターネット上で売買するマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」を運営する、ピクスタ株式会社。創業10周年の、2015年9月には東証マザーズに上場。その急成長に合わせた組織改革に取り組み、人事評価制度も刷新。戦略人事部部長の秋岡和寿さんにお話をうかがった。
取材・文◎石田ゆう子
成長フェーズに合わせた未来を見据えた組織作り
2005年の設立以来、PIXTAという強い事業モデルを柱に、ベンチャーらしい勢いで成長を遂げてきた同社。2015年の上場を機に、新事業や海外展開など、事業を拡大していくフェーズに突入。その成長に合わせた組織改革を行うべく、2014年に入社したのが秋岡さんだ。
「1つの事業モデルを推進するのに最適化された組織から、事業拡大に耐え得る、かつ、推進できる組織体制に変えていく。事業に資する組織作りが課題でした」と振り返る。
具体的には、組織の骨格、制度やルール、人材配置の3つの観点から改革に着手した。
組織の骨格は、機能別組織から、事業部別組織に変更。PIXTA事業部のほかに、海外事業部、経営企画部事業開発グループを設けて、それぞれの事業部に収益責任を持ってもらう体制に。制度ルール面では、フラットにやっていた意思決定の在り方や、情報の流れを見直し、会議体などの全体設計をした。
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