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マース ジャパン リミテッド 人事部 コミュニケーションコーディネーター
栄 夕香さん
さかえ ゆか●ホテルフロント、役員秘書を経て2006年入社。ちょうど犬を飼うタイミングで同社のオファーがあり運命を感じたとか。猫も飼っている犬猫ラバー。趣味はゴルフ。オフィス移転を機に自宅も人が集まるおうちをテーマに改装。「最近の休日は新しい家を満喫しています」。
ペットフードのカルカンや、チョコレートのスニッカーズなどでおなじみ、米国マース インコーポレイテッドの日本拠点マース ジャパンリミテッド。同社には、インターナルコミュニケーションを活性化させるためのコーディネーターがおり、従業員のエンゲージメントを高めるさまざまな取り組みを行っている。
取材・文◎石田ゆう子
優秀な個の力を生かすにもつながりの持てる組織へ
現在、日本市場において、ペットケア、スナックフード、ドリンクの3事業を展開している同社。人事部のコミュニケーションコーディネーターとして活躍する栄 夕香さんは、「弊社のカルチャーが体現されたオフィスや環境を整えていくことに取り組んでいます」と自身の役割を説明する。
そのカルチャーの根幹ともなっているのが、同社独自の価値観をまとめた「マースの五原則」。昨年、オフィスを移転した際も、五原則やカルチャーが感じられるオフィス作りを軸にプロジェクトを進めた。そのほか、さまざまな施策に取り組んでいるが、そうした活動が加速したのは、2010年、現トップの就任がきっかけだった。
当時、業績が低迷していた同社の雰囲気に、トップは、「優秀な人が集まっているのに、その力を発揮し切れていない。チームワークを大切に、つながりを持ってビジネスをやっていけば、より強くなれる。一つのチームとなってがんばっていこう」と、"ダントツナンバーワン”というモットーを掲げた。そのベースにも五原則の一つ、責任の原則があった。
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