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株式会社メディプラス
コーポレート企画部 部長 社長室 室長 渡辺大介(わたなべ・だいすけ)さん(右)
2014年入社。CS部門のマネージャーなどを経て現職。冬はスキー、夏はキャンプとアウトドア派。最近、健康診断の結果を機に筋トレに励み、4か月で7キロも減量。「膝が楽になって、スキーもさっそうと滑れている感じです(笑)」。
コーポレート企画部 経理・人事 マネージャー 井草陽子(いぐさ・ようこ)さん(左)
2006年入社。「最後の転職先」との気持ちで巡り合ったのが同社。同社で2番目に古い社員だ。邦画と漫画を愛し、『キングダム』など歴史ものや藤子不二雄先生の作品が好き。「でも、休日には散策がてら、2万歩歩くことも」といった一面も。
オリジナルブランド化粧品「メディプラス」の企画、開発、販売を行っている株式会社メディプラス。"肌と心はつながっている"という概念から同社は「ストレスオフ組織」をテーマにさまざまな取り組みを実践。約40人で約80億円を売り上げる強い組織を作り上げている。
取材・文◎石田ゆう子
複数の居場所と視点が持てる「クラス制度」
そもそもストレスオフ組織とは何か。同社では、ストレスに対して心のバランスが取れている状態を"ストレスオフ"と定義し、関連会社で現代女性のストレス状態を計測、数値化。専門家の意見も参考に、社内の組織作りでもストレスオフに取り組んでいる。
「きっかけは、弊社のトップが、会社が急成長を遂げる中で無理をしすぎて体調を崩してしまったこと。大事なのは、がんばるときと、足を止めるときのバランス。ストレスを自分でコントロールでき、管理できるようにする。ブランドメッセージとも一貫性を持たせて、ストレスオフな組織作りを始めました」と、コーポレート企画部部長 社長室室長の渡辺大介さんは話す。
ストレスオフの3大要素「主体性」「休息」「グルーミング」に基づいて、さまざまな施策を行っているが、中でも「グルーミング」は、交流を支援し、居場所を作ることが精神的ストレスを緩和させるというもの。その施策の一つが、「クラス制度」だ。部署以外にも社内に居場所が持てるよう、クラス長と呼ばれるリーダーのもとに、5、6人の社員が集まってグループを作る。
メンバーはあみだくじで決まり、1年を3期に分けた学期ごとのクラス替えも行う。
コーポレート企画部 経理・人事マネージャーの井草陽子さんは、「ようやくなじんできたところでクラスが替わってしまうのですが、新鮮さもあって、これくらいがちょうどいいんです」と話す。
クラスで集まる朝礼や「朝ゼミ」で組織が活性化
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