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創業して10年、「ええ会社をつくる」とのミッションを掲げて、コンサルティングや、HR Tech、Webメディアなど、企業変革のための多彩な事業を展開しているRELATIONS株式会社。自らも自律型組織による「ええ会社」作りを進める中で健康経営を推進。そのけん引役である「チームヘルシー」の活動を中心にお話をうかがった。
取材・文◎石田ゆう子
「休職者を減らしたい」と有志が始めた衛生委員会
これからの時代の「会社のあるべき姿」を追求し、コスト改善コンサルティングや、現場の事例から学べるビジネスメディア「SELECK」、組織変革をサポートするマネジメントツールなどを手掛けている同社。
「弊社のミッション『ええ会社をつくる』には、私たち自身が良い会社であろうとの意味もあります。事業にかけるのと同じ重さで組織作りにも力を注いでいます」と、CCOの高橋直也さんは話す。目指すのは、一人ひとりが自律し、自ら意思決定ができる「自律型組織」。バックオフィスは4人で担っているが、「組織はみんなで作る」のが同社の考え方。会社の課題もみんなで解決する。
社員旅行やレイアウト変更なども、手を挙げた人がプロジェクトを立ち上げる。そういった部門横断のチームが社内にはたくさんある。その一つが「チームヘルシー」だ。「チームヘルシー」とは、いわゆる「衛生委員会」のこと。2017年4月、コーポレートの関口真弓さんが自発的に立ち上げた。
「きっかけは当時、社員数が45人と、50人目前であったこと。しかしながらそのうちの4人が休職中という状況に危機感があり、社員が専門家に相談できる体制を整えようと立ち上げました」と、関口さん。第1期は、各事業部からメンバーを選び、部門横断の7人体制でスタートした。
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