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売買仲介事業を核に、さまざまな不動産ニーズに対応している総合不動産流通企業の東急リバブル株式会社。同社では、学生に満足いただける採用活動を目標に、学生主導の選考フローを導入。2018年度新卒採用からは、「選べるインターンシップ」を開始し、入社後のギャップを軽減しつつ、主体的に動ける人材の確保をはかっている。
取材・文◎石田ゆう子
学生に響く現場体験など多彩なプログラムを用意
売買仲介事業を基盤に、投資用・事業用不動産にかかわる不動産ソリューション事業、新築販売受託事業、マンション・土地・戸建ての開発・分譲を行う不動産販売事業、賃貸仲介事業の5つの事業を展開する同社。優秀な人材を確保するためのさまざまな取り組みを行っているが、その一つが、2018年度新卒学生向けに始めた「選べるインターンシップ」だ。
これは十数種ものプログラムから、学生が自由に選んで参加できるもの。実務に即した座学やロールプレイング、さらに、営業現場での就業体験があるのが特徴だ。
「以前からインターンシップは、数種類から選べる形にしていたのですが、学生さんから、もっと弊社のことを知りたい、といった要望もあり、さらに多種多様なプログラムを用意。選んでもらえる仕組みにしました」と、人材開発部長兼ダイバーシティ推進課長の野中絵理子さんは話す。
基本的にはまず、業務の入門的プログラムから入り、そこから興味のあるものがあれば、それを受けていく。たとえば「ビジネスカレッジ」は、同社の幅広い事業を知り、その強みを体感できる内容。
「現場体験」は、参加にエントリーシートの提出と審査が必要だが、学生からもっとも入社の決め手になったといわれている。
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